ようやくニコンもRAW現像ソフトを無料でリリースするということで鳴り物入りで登場したNX-Dですが、ベータテストを経て正式版がリリースされていたので試用中です。購入を迷ってるうちにCapture NX 2バージョンアップの打ち切りが発表されてしまったため、買わずじまいということになってしまいました。
ベータテストのころから言われていましたが、機能面ではだいぶ整理されてしまった印象で、どちらかといえばView NXの多機能版という表現がしっくりきます。がっつり追い込んで現像するような使い方よりも、撮影時のちょっとしたミスを埋めてくれるツールとしての用途がメインになりそう。
近い時期にリリースされたキヤノンのDPP 4は(対応機種は限定されるものの)機能面が強化されてるので、それと比べてしまうと肩透かしな感じは否めないのですが、C-NX2という比較対象が無くなってしまったことでLightroomへの移行のハードルは下がったかもしれません。RAW現像の入門用としてはよくできたソフトですし、もうちょっとバージョンアップを重ねていけば安定性も良くなるでしょうし、フリーウェアの落としどころとしては悪くないんじゃないかな。
環境依存かもしれないけど、ちょっと追記。複数のファイルを選択して変換するとバッチ処理が実行されるはずなのですが、開始ボタンを押しても実行されません。個別に変換するのは問題ないので、ファイル数が少ないうちは手動で現像してますけど、さすがにこれはいただけません。公式サイトでもまとめて変換できるって明記されてるけど、バグなのかな。
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