2021/02/03

データと感覚の間で。

GoldenCheetahでデータを管理するようになり、ノーライドを挟むとPMC上でCTLがガクッと落ちるのが気になってしまい、11月以来ずっと欠かさずにデータを取り続けています。日によってはTSSが20にも届かないような「乗っただけ」という日もありますが、数字に囚われてオーバーワーキングになる方がいるのも解る気がします。
過去のSide by Side Radioでも、レース用バイクにはパワーメーターを付けているものの、通勤用バイクにはなくデータが取れないため、GCが活用できていないという話題が挙がったことがあり、まったく同じ状況だなと思ったものです。自分の場合はパワーメーターを増やして対応することにしたわけなのですが。

グループライドだとどうしても負荷をコントロールしづらいので、TSSを効率よく稼ぐにはワークアウトが手っ取り早く、FTP向上に効果があるといわれるSSTに手を出し始めました。起き抜けで負荷をかけるのはなかなか大変ですが、自転車ブロガー界隈でちらほらと見聞きしていたCarsonは時間・強度が調整しやすく、こまめにレストが入るので、取り組みやすかったです。FTPの90%あたりを上下するので、数字上ではキープできるはずなのですが、同じ負荷でも継続時間が長くなったりと、絶妙なキツさでよくできたワークアウトです。
勢いあまって、The McCarthy Specialにも手を出してしまったのですが、最後の1セットはただ数字を維持するだけに終始してしまいました。W'bal的にはもうちょっと出せたようですが、精神的にはいっぱいいっぱいでした。

そろそろFTPテストをやらないとなーと思っていたところでしたが、Tour de Zwift stage7で20分ベストを更新して、FTPが217w→223wへとちょっとだけ向上。乗っていて高めの出力の維持に調子の良さを感じられていたし、比較的PWRの高いグループにぶら下がっていたので緩める区間もなく、良い意味で追い詰められました。