2022/02/06

SPORT FLOOR DRIVE (LEZYNE)

長らく使い続てきたMalamut (Zefal)からフロアポンプを新調しました。購入した当初は、15年もの間ほとんどノーメンテで使い続けられるとは思っていませんでしたが、いよいよシャフトがガタガタになってしまったのと、最後までピストンを押し込んだ時に空気が逃げる感触があったため、買い替えることに。ブランドイメージとしてはSILCAかSKS、入手性の高さではTOPEAKかPanaracerあたりが漠然とした候補でしたが、価格・デザイン・ヘッドの使い勝手への期待値からLEZYNEが急浮上しました。

LEZYNEのフロアポンプは基本的にデザインは共通で、モデルごとにハンドル、チューブ、ベースの材質が異なりますが、SPORT FLOOR DRIVEの場合は木製ハンドル、スチールチューブ、樹脂製ベースという組み合わせに、3.5インチアナログメーターがベースに取り付けられています。カラーバリエーションが4色あるというのは、このモデルが最多。
耐久性を期待するなら、ベースがスチール製になるSTEEL FLOOR DRIVE 3.5が存在しますが、3割ほど価格が上がってしまうのが悩みどころです。

特徴の一つでもあるABS-1 PROと呼ばれるヘッドは、バルブにねじ込んで固定するため、ヒラメのようにメーカーごとの微妙なバルブ径の違いに気を遣うこともなく、(廉価帯のポンプによくある)バルブに押し込んでパッキンでくわえ込むヘッドのように外すときに勢い余ってケガをすることもありません。事前にホース内の空気を抜くボタンも付いているので取り外す際も安全で、万人受けするのではと思います。
難点を言えば、ねじ込むために何度も回す必要があるのに対し、ヘッドが小さくて回りも重いので手間がかかります。また、ベースにヘッドを固定できるようになっているため、ホース長がポンプの倍もあり、流石に持て余してしまいます。

15年戦士と新品ポンプを比較するのは酷というものですが、シリンダーの動きはスムーズでがたつきもなく、最後に変な反動もなくすっと空気が入っていくのが分かるほどで、これも10年くらいは使い続けていきたいものです。

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