2006/12/29

ロードバイクインプレッション 2007 (エイ出版社)

そんなわけで今年もまた買ってしまったインプレ本。ミドルクラスですらも200kが最低ラインとなってしまっているので、自分にとっては高級車カタログに他ならないのですが、手の届かないモデルの印象を垣間見れるという点では楽しみにしてます。

それにしてもカーボン全盛期になってきました。一口にカーボンと言っても味付けの幅の広いこと。ジオメトリ云々ではなく、素材でバイクの性質を変えてきてるので、見た目にインパクトがあるバイクは減ってきたような気も。XLR8Rみたいなのとか。
トレンドとして、NOAHや595のインテグレーテッドシートポストの合理性は解る一方で、やっぱグラフィックによる部分も大きいよなと。

また、パッケージとしてハイエンドモデルと同基準で語るには厳しいなと思ったのがミドルエンドモデル。ブレーキのグレードが低いだけで評価ががた落ちなのは何とも……。フォークのコラムやシートステー周りについては語るまでもないですかそうですか。

個人的に気になったのは、Colnago Extreme-Power、KUOTA KOM、Felt Z35、MBK RD1000あたりでしょうか。特にZ35の褒められっぷりが異常。オートクレーブは今後に期待してます。フレーム重量がコンスタントに1,000gを切ってきてる現状、やはり重量面でもう一歩かなぁ。
自転車ってトータルでなんぼなのでフレーム単体販売バイクはインプレが揺れやすそうだなと思ってたのですが、TNiのカーボンバイクはアッセンブルされたパーツに気合が入りすぎてます。あの完成車の状態でいくらかかってるんだろ。

あとは、欲を言えば試乗車のサイズは明記しててほしいところ。ダンシングしてる写真が多いので、ポジションがどれくらい出てるのか判んないですし。

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