amarokという音楽再生ソフトがflac+cueに対応しているという話を見かけたので、LaVieにインストールしっぱなしで長らく放置していたFedora Coreをアップデートすることにしたのですが、次期バージョンであるFedora8が来週中にリリースされるそうで、どうせ7にしてもすぐにアップデートすることになるし、Fedora7以降はインストールメディアがDVDとなってしまったため、とりあえずUbuntu 7.10をインストールしてみました。
デスクトップ向けディストリビューションとしてけっこう話題になっていたのは記憶に新しいところですが、なるほど、これのハードウェア認識能力はこれまでのディストリと比べてかなり良くなってますね。LaVieはリカバリディスクを作成するためのユーティリティが付属してこなかったのでWindows XPをクリーンインストールしてるのですが、このため本体上部のショートカットキーやトラックパッドのスクロール機能が死んでるのに対し、Ubuntuはそのすべての機能を再現してます。あとはXPで苦労した無線LANもあっさり認識して利用可能になってました。
Wubiを使うと、パーティションを切ることなしにNTFS上にUbuntuをインストールできるということで、さっそくデスクトップもUbuntu化。事前のデフラグは必須みたいですが、それでもパーティションを切らなくていいというのは楽です。アンインストールも「プログラムの追加と削除」からポチっと。強いて文句を言うなら、Ubuntu 7.10対応版を早くリリースして欲しいところ。alpha版は配布されてるので、そう時間はかからないかもしれませんが。
デフォルトの状態でNTFSのファイルも読み込めるし、あとはWavPackで保存してきた音楽ファイルをFLACに変換すると乗り換えることができるのですが、どうもグラフィックカードのドライバがうまく入らず、解像度がXGAどまり。ネイティブで動いてるはずなので、設定がちゃんとできれば使えるとは思うのですが……。
将来的には音楽ファイルを外付けHDDに移してしまって、デスクトップ・ノートPCで共有できればと目論んでいるのですが。値段も下がってきたことだし、SATA HDDを2台内蔵できるケースが欲しいなぁ。500GBx2の1TB構成にしても\30k以下に収まるなんて恐ろしい時代になったものです。
GNOMEやKDEも数年前から格段の進歩を遂げて使いやすくなってますし、最近は3Dデスクトップという選択肢もあって、(それなりのマシンスペックを要するものの)敷居がだいぶ低くなったんじゃなかろうかと。ブラウザやらメールクライアントやらオフィススイートやら、とりあえず普通に使う分には揃ってますし、rpmとか解らなくてもソフトウェアのインストールに困らないし、アップデートも自動でやってくれるし。何よりも無料というのが大きいですね。今のところVistaを導入する気は毛頭ないですし、しばらく様子を見てみて具合がよければ完全に移行してみてもいいかも。XPはVMwareなどの仮想環境で使えるみたいですしね。
以下追記。
解像度の問題はxorg.conf内の垂直・水平同期の範囲をモニタに会わせることで解決しました。3D環境なら純正ドライバを使用すべきなんでしょうが、とりあえず汎用ドライバでも1600x1200まで表示させることができるようです。
また、M2E-N SLIに乗ってるCM6501だと、システム>設定>サウンドでデバイスをUSB Audioにしないと音が出ない罠。海外のForumで同様の質問と回答があって助かりましたが、これでかなりつまった。USB Audio以外はすべて試してみたのが逆に盲点になりましたか。
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