2008/09/11

必然の偶然。

人間とはおもしろいもので、まったくの偶然で起こった事象でも、それが続くことによってそこに関連性を見い出して、その事象は必然であると考えることがあるようで。

という前置きはまったく関係ないのですが、特にネタもないのでチューブのお話。
何と言っても、事前の予定が崩れたり、修理が面倒だったり、汚れた手でハンドルを握らないといけなかったり……その他もろもろの理由で走行中にパンクするのがイヤなので、タイヤだけでなくチューブにも好みが。Gringoで走ってた頃は、タイヤのサイズが26×1.5だったら、チューブは1.25-1.5ではなく1.5-1.75対応のものを使ってたくらい。

当初は、どこでも手に入るPanaracerの黄色いパッケージに入ったブチルチューブに始まり、サイズに着目するようになってからはRitcheyのものを、Ritchey製のはバルブの根元に穴が開きやすいことが判明してからはSpecializedのものを使ってきました。

最近は専らロードですが、いちばんのお気に入りのチューブはA1 AirComp (Michlein)。価格が安く、公称重量68gとそこそこ軽い(ただ、パッケージのUltra Lightは言い過ぎかと)。パンクしにくいのがいいけど、重いのはイヤという二律背反において、いい妥協点に。バルブにネジを切ってないので、ポンプのヘッドを傷つける心配がないというのも大きいです。
走行距離が少ないだけにさほど多くもないパンクなのですが、これを使い始めてから一度もパンクしてないので、験を担ぐという意味でもちょくちょくストックを購入して使い続けてます。以前、勇者に便乗してチューブを購入してもらったことがあるのですが、A1 AirStopを渡されたときのガッカリっぷりといったらもう(←すまん、勇者。でも、同じブランドなので安心だろうと大切に取ってます)。
で、ここんとこA1 AirCompを切らしてるショップの多いこと。こんなことなら買える時にもっと買い占めとくべきだったなぁ。今回は替えタイヤと合わせて、Fly Weight (Maxxis)とUltra Light (Maxxis)を手配しました。

昨今のヒルクラブームで軽量チューブも多く見かけるようになりましたが、あの手のはかなり伸びるのでタイヤ交換の際に噛み込みそうなのが怖い。一時期はよく使っていたEvo55 (Vittoria)はチューブの接合部分のばらつきが大きかったし、Fly Weight (Maxxis)は単価が高い(と言いつつ7801SLに使ってますけど)。どっちもネジ切りバブルなので使い続けるには押しに欠けます。BBBのウルトラライトチューブはネジが切ってないけど、そんなに軽くないのでパス。

まぁ、ロードバイク用に限れば、重量を重視した方が楽しめるんでしょうけど。その点において、Ultremoチューブ (Schwalbe)は非常に魅力的なのですが、これでパンクしたらショックが大きいなぁ(お財布的な意味で。あとは使ってみたいなぁと思ってるうちに見る見る値上げされてしまって手が出なくなったR-Air (Panaracer)とか。Evo55もハズレを引かなければそこそこに魅力的なチューブです。

Latexチューブは好みによりけりですが、空気圧の下がり方から考えると普段から使うのであれば軽量ブチルチューブに軍配が上がるかなぁ。チューブラーやチューブレスと同様に競技用途ならば十二分にアリなのですが、サイクリング用途ならあまりメリットはないかと。たしかに乗り味も変化するのですが、タイヤの影響の方が大きいですし。

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