昨日の上りでの感触が良かったので、忘れないうちに金峰山を中心に上り下りでの復習ポタ。いこいの村~草千里にかけての追い風の影響は大きかったようで、トレコースでは今一つ噛み合わない感じに。それでも1時間も過ぎるころには踏めるような気になり、Arioneみたいに着座位置を前後できるサドルに興味が出てきました。余談ですけど、チューブレスタイヤの下りでの安定感は特筆モノです。
帰りがけ、信号待ちから同時にスタートした軽自動車と並走してみたら売り切れました。後部座席で二人のちびっ子がこちらをじーっと見つめてたのでついついサービスサービスぅ!→アクセルワークが絶妙で加減速の連続→やめて! 私のHPはもう0よ!! ……もうちょっと余裕を持って巡航できるようになりたいものです。
クシさんとこにお邪魔してると、アンカーフィッティングシステムを受けてみたいという学生さんがおられるということでお手伝い。てっきりRMZをお買い上げになるのかと思いきや、手持ちのバイクのポジションを自分に合ったものにしたかったんだそうで。
同様の誤解があるかどうか判りませんが、BG Fitに代表されるフィッティングシステムとは違い、アンカーの場合はあくまでフレームオーダーのための測定器に過ぎません。最初に身長・股下寸法から算出されるポジションは既製フレームサイズを基準にしたもので、これに自分の感覚をもとに微調整を加えて最終的なフレームジオメトリとします。ここで重要なのは、ある程度はポジションが固まっていること、ポジションの変化に対して感覚的な変化を知覚できること――すなわち自分なりの経験則を持っておくとだと思います。以前まではフレームビルダーが行っていた作業を、ある一定のルールを設けることで全国的に(ほぼ)同一基準で行えるようになった点は画期的ですが、ジオメトリを指定してのオーダーという点に違いはありません。そもそも身長と股下だけで適正ジオメトリが出るなら、ポジション出しに何年も苦労する必要はないですし。
ただ、ソフト面でのサービスの充実という観点では、今回みたいな初心者向けのポジションセッティングにもそこそこの需要はあるんでしょうね。我流のポジションに疑問を持つのは、大抵の自転車乗りが1度は経験することでしょう。ある意味では日本人にうってつけのサービスと言えますけど、現状でクシさんとこで実施できるかというと……。それこそ時代に逆行する感はありますが、サークルや部活動でやってるのであれば先人の知恵を拝借するのが手っ取り早いんじゃないかなぁ。ポジションを見てくれる奇特な先輩が必要になりますけど。
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