まだ短時間しか試してませんが、とりあえず第一印象だけでも。LookのKeoシリーズと同様に3種類のクリートがラインナップされることになりましたが、あちらが9°、4.5°、0°と段階的にフローティング角が変わるのに対して、シマノは6°、1°、0°という組み合わせに。
SM-SH12の1°フローティングというのは、従来のSM-SH10の可動域と比べてかなり小さく感じます。ヒールインの状態でシューズとクランクが平行になるように取り付けて、踵を外側に振れるようにしましたが、わりと追い込んでセッティングを出したSpeedplayと同じくらいの可動域になりました。PD-9000にはSH-SM12が付属するそうですが、シューズ内での遊びも考えれば(好みの問題もあるでしょうけど)最も扱いやすいクリートになってると思います。もともとSPD-SLは動きが渋いので、セッティングを詰めてしまえば青クリートくらいの可動域でもよさそう。ペダリング中に踵を振るなら、SPやTimeのペダルを使う選択肢もありますし。
手元にはSM-SH10もSM-SH11も1セットずつストックしてるのですが、今後は赤クリートにこだわることはなさそうです。
セッティング幅の自由度で言えばクリート側で無段階にフローティング角を調整できるSpeedplayが抜きん出てますが、今にして思えばペダル側で調整する機構がついたA5.1やCX6、CX7も画期的だったんですね。
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