2013/12/19

意欲作。

前のエントリーからちょっと派生してます。

有線式コンピュータのWatt MasterしかラインナップしていないミノウラがなぜANT+センサーを販売してるのかというと、ひとえにiPhoneをトレーニング用コンピュータとして利用するためです。
コンテンツを前面に押し出したトレーナーとしていちばんに思いつくのはRealaxiom (Elite)ですが、PCと接続することで映像とトレーナーが連動して負荷が変化するという画期的な製品ながら、高価なのが祟ったのかカタログ落ちしてしまいました。ミノウラの場合はもっとアナログで、Watt Masterにコースを設定することで負荷を切り替えるタイミングを知らせてくれるものでした。残念ながらファームウェアの書き換えに対応するところまで考えられていなかったようで、第1世代ジャイロシリーズ(V270/V150/V130/M20V)でしか出力値を参考にできないものでした。
後発のLive TrainingはWatt Masterでやろうとしていたことをアプリケーションにしたもので、トレーナーのデータはソフトのアップデートで更新でき、コースデータもGoogle Map等で作ったものをインポートできるようになっています。iPhoneブームに乗っかった感もありますが、iPhone用ANT+アダプターのWahoo keyが出てきたので、ANT+対応センサー類もまとめて自社ラインナップに載せたのは偉いと思います。また、ローラー中にレース映像を流すという声も拾ってか、SufferfestやCogmonといった走行しながら楽しめるコンテンツを販売しているのも、もうちょっとうまくプロモーションすればいいのにとも思うのですが……。

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