シマノで組むときは敢えてサードパーティのチェーンを選択することはまず無いのですが、カンパでは状況がいささか変わってきます。Veloceグレードの10sチェーンですらシマノの倍ほどの金額になりますし、11sになると専用チェーンカッターまで必要に。
CAAD10ではUltra-ShiftにCN-6700を組み合わせているのですが、FDの調整に手間がかかったのと、音鳴りが気になることがあるので、今回はカンパ対応チェーンを使ってみることにしました。ゴールドに目が眩んでKMCにしちゃったけど、冷静に考えると純正と比べてそんなに価格差があるわけでもなかったわ。Missing Linkが付属するので別に用意するよりもお買い得なのですが、頻繁にチェーンを着脱することもないので早まった感はあります。シマノがCN-7900でコネクトリンクを導入したものの、さっさと止めてしまったあたり信頼性にはちょっと疑問が残ってますが、X10+MissingLinkの組み合わせではリンクのところで違和感が出ることもないし、あとは耐久性さえクリアしてくれればいいか。
見た目こそキワモノっぽいですが、シフトアップ・シフトダウンとも歯離れが良く、カンパ互換のチェーンとしての性能は不満を感じないレベルです。CAAD10はカンパ純正チェーンに交換して比較してみたいのですが、カンパコンポとの相性としては少なくともHGチェーンよりは格段に良いようです。
無難なシルバーもラインナップされてはいるのですが、どうせならインナープレートがカラフルなX10 Vividにすると個性が出ておもしろいし、財布とチェーンを軽くするならX10SLという選択肢もありだよね。
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