Madone6を組み直すにあたって、以前まではパーツに同梱されていたディーラーマニュアルが無くなり、ユーザーマニュアルのみになっていたことに驚きました。
もともとシマノもパーツの組み付けについては販売店など専門知識を持つところでやってもらってね、というスタンスですし、マニュアルが同梱されていた状況のほうが矛盾してたとも言えるのですが、今となっては整備マニュアル本も次々と市販されていますし、専用工具も安価かつ容易に手に入ってしまうので、ホームメカニック派にとっては複雑な心境。
一方で、シマノのウェブサイト内のテクニカルサポートのページには、このディーラーマニュアルだけでなく、ユーザーマニュアル、部品展開図、互換性情報のデータが公開されており、製品を購入せずとも入手することができるようになっているので、インターネットに接続できる環境があれば従来通り自前で整備することが可能です。
ページの冒頭には重要なお知らせとして「ディーラーマニュアルは自転車安全整備士、自転車技士など専門知識を有する方を対象としています。専門知識のないユーザーがディーラーマニュアルを参照して、部品を取付けないでください。」という注釈がついてはいるものの、専門知識の有無については明確な基準がないため、誰もが入手できる現状においてはただ同梱品を減らしただけのようです。
個人的には下手な整備本よりも詳細に記載されているので重宝するのですが、素人が生半可な知識をかじって事故っては自転車のイメージが悪くなるだけなので、整備不良には今まで以上に気をつけないといけません。受験資格の実務経験が不要なら資格を取っても良いかなとは思ったんだけどな。
落としてきたPDFファイルをKindle Fireに入れて利用しようとも思ったのですが、調べたいときにパッと探すのには不便なので、一通り印刷したものをルーズリーフに綴じ込んでみました。ここまで読まれてお気づきの方もおられるでしょうけど、先日の多穴パンチはこのために購入しましたよ。
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