"夢屋 for DURA-ACE"と銘打って7800/7900シリーズ向けに販売されていたアップグレードキットがありまして、もともとはXTR M970シリーズ向けに白・黒・金の歌舞伎をモチーフにしたスモールパーツを展開してたと記憶してるのですが、ロード用コンポには各種ボルトやチェーン、チェーンリング等がラインナップされてました。ちなみに専用サイトはまだ残っているようです。
で、今回はその夢屋ブランドのシフトケーブルセットを入手したので使ってみました。当時は1セット¥4,000前後と少々割高な価格設定をされてましたが、デッドストックだったようで半額で購入。今や通常グレードのワイヤーセットも少しずつ値上がりしていて同じくらいに金額になってしまいました。
通常のワイヤーセットの違いとしては、アウターケーシングの鋼線の50%をアルミ合金線に置き換えて、1mあたり10g軽量化されてるとのこと。インナーワイヤーは7900用のものと同一でコーティング済み。ただ、オプティスリックやポリマーコーティングワイヤーが出る前なので、PTFEコートじゃないかな。各種キャップは窒化チタンのボルトと合わせたゴールドカラーとなっています。
フルアウターならまだしも、ロードバイクのシフトワイヤーの長さなんて知れてますし、軽量化の選択肢としてはNOKONなどのサードパーティ製品に分があるので、非常に微妙な立ち位置の製品となってしまいましたが、今や一般的となったカラーアウターのような(機能的な価値はさておき)意匠的なアップグレードを担うパーツがもっと出てきてもいいなと思います。
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