2021/08/28

汗だく対策。

室内ローラートレーニングにおいて避けることのできない汗対策として、当初は自転車にはスウェットネット+フェイスタオルで、自身にはHALO Headband→サイクルキャップを着けて、なるべく汗が気にならないような工夫を取ってきたのですが、冬場、梅雨、猛暑と過ごす中でいろいろと変遷してきたので、その記録を。

4WAYサイクルタオル (narifuri)、のび~るタオル

自転車向けヘッドバンドとして真っ先に思いつくHALO Headbandは、おでこ部分のシリコンパッドによって頭部からの汗を左右のこめかみ側に流すことで目元に垂れないというところに期待していたのですが、いざ使い始めてみると前傾姿勢を取った際にシリコンパッドで左右に分かれた汗が目元に戻ってくる欠点に直面したのは以前にも書いた通り。早々に見切りをつけてサイクルキャップを着用することにしましたが、こちらは前方のつばに汗が伝って顔から離れた位置で垂れ落ちてくれるメリットがある一方で、キャップ自体の生地が薄いために保水量は無く、洗濯にも気を遣うのがデメリットでした。

で、今のところ落ち着いてるのがループ状のタオル。タオル素材ながらネックゲイターやヘッドバンドとしても使えるということで、始めはナリフリブランドのものを見かけてモノのわりには高額な点には目を瞑りつつ使い始めてみたのですが、二つ折り~三つ折りにしてヘッドバンドとして着用するのが具合が良かったので、洗い替えも兼ねてリピートを検討。
アマゾンやワールドサイクルで販売されていた、のび~るタオルが似たようなコンセプトで1/2~1/3の価格だったので、こちらを購入してみたところ(おそらく)同一の製品でした。ナリフリのロゴこそ入っていませんが、タブ上のリフレクターは同じ形状ですし、生地も触った感じでは違いが分からず。
洗濯に対する耐久性が低いのか、半年も経つと伸びてしまってストレッチ性がなくなってしまうのですが、それはそれでハンドタオルとしての余生があるので、長く使えるのも良いです。

CD-S6320 (CORONA)

冬場は結露で窓が曇り、夏場は床に水たまりができるということで、ローラー台を設置している場所がそのまま物置でもあるために、湿度対策として除湿機を導入してます。再熱して温度が上がってしまうデシカント方式よりも、駆動音が大きいものの除湿機能が安定しているコンプレッサー方式であること、ものぐさなのでタンク容量は大きいに越したことはないこと、それでいて省スペースだと助かるな、というところで選定してコロナのSシリーズに。収納スペースを模様替えした今となってはPシリーズの方が良かった(幅+5cm・奥行き-3.5cm、タンク容量3L→3.5L、タンク位置が側面→前面、ルーバーが簡易式となる代わりに吹出口フィルター付き)とも思いますが、1~2時間の使用で2週間ぐらいで満水になるので、そこそこ働いてくれているようです。

UAアイソチル コンプレッション ロングスリーブ (Under Armour)

ウェア周りはビブパンツ+インナーウェアという組み合わせで、トップスは専らUAヒートギアアーマー コンプレッションでしたが、冷感素材を採用したモデルが出てきたので飛びつきました。ヒートギアは暑い時期向けに吸水・速乾性の高さを謳っていますが、屋内では水分が飛ばないのでやはり暑いのです。
ISO-CHILLは着用した瞬間はひんやりした感じがあり、運動負荷を落とせば工業扇の風でも温度が下がる気がします。あとは脇下や背部のメッシュ素材は保水しにくいのが効いているような。ただ伸縮性はヒートギアに劣り、前傾姿勢を取ると肌から離れてしまうのが残念。
発売直後に買ったのですが、すぐに半額近くまで下がってしまったので、ある意味いい勉強になりました。

HOOH 289コンプレッションインナーベスト (村上被服株式会社)

暑いのならば冷やせばいいじゃない!ということで、作業着界ではわりと浸透していると思われる冷却ベストにも手を出しています。空調服と組み合わせると確かに効果的ですし、それ以上に最近の気候の中で現場作業となると積極的に冷やしていく必要があるんでしょう。
ブランドも多く、価格もピンキリなので、とりあえず安いものから試すことにして、「いかにもベスト」という感じが薄く、伸縮性に富んでいそうなHOOHブランドのものをチョイス。保冷材は1つしか入りませんが、まずは冷やすことが大事。
温度差があれば冷却していることが実感できるのかもしれませんが、いざ装着してみると接触面の温度差がなくなるため体感できず。一緒に購入した保冷剤をビブパンツの腰のあたりに挟むことで同じような結果が得られたため、ベストはあまり活用できていないのが現状だったりします。

2021/08/07

Mi band 6 (Xiaomi)

度重なるバンド破損と交換により、バンド取付部のネジ部がつぶれてしまったVivosmart HR J (Garmin)に代わり、改めてMi band 6を購入しました。前段としてVivomove HR (Garmin)も入手しており、見た目はアナログウォッチで普段使いに適していたのですが、やはり表示部が小さくて見づらく、アラームの振動が弱すぎて目覚ましに使えないのが不満でお蔵入りに。後継モデルのVivosmart 4 (Garmin)はディスプレイ周囲の装飾部品が外れやすいというレビューが散見されたのと、個人的にGarmin Connectの利用頻度が下がっていたこともあり、あとはコストが抑えられるMi bandに傾いた次第。
なお、国内版が出る直前だったため、Mi band 5国内版とMi band6グローバル版で悩んだのですが、同じサイズながら表示領域が広くなっている点や、\1,000ほどの差ならば旧モデルを選ぶ理由はなかろうと後者にしました。メニュー周りは英語表記ですが、スマホからの通知は日本語で表示されますし、6ではフォントも更新されていて違和感も少なくなっているそう。

良かったところ

Vivosmartと比較するとバッテリーの持ちの良さが顕著で、心拍数は1分おきに更新・睡眠モニタリングはオフの状態で10日間は充電せずに使用できています。バッテリー残量もパーセンテージで表示できるので気づかないうちに切れていたということもなく、満充電にかかる時間も1時間ほどなので、使いたいときに使えない状態というのはほぼ回避できそうです。
目的の1つだったアラーム機能は、デフォルトではアプリからの通知と同じパターンの振動(ブッブッと短く2回振動する)しか選ぶことができず、これは失敗したかと思いましたが、アプリ上で任意の振動パターンを作成できるようになっています。バッテリー消耗のアラートが出ますが、2秒×3回ほどの長く振動するパターンを作成してみました。設定画面でのタップ操作がそのままパターン化されるので自由度はかなり高いのですが、ブロックを組み合わせるようなUIできっちり〇秒間振動→〇秒間停止というように再現性のある設定ができると良かったかなとも思います。
照度センサーはないため画面の明るさは5段階の設定で固定され、屋内ではちょうど良い明るさでも屋外では視認性が悪いといったことが起きがち。指定された時間は照度を落とすよう設定できるので、睡眠中は暗いままにしておくことは可能です。

気になるところ

心拍センサーやそれを利用したSpO2測定の精度は、あくまで目安程度かなといった印象で、心拍数は同じ光学式センサーのTICKR Fitと比較して反応が遅め。もちろんANT+で飛ばせるわけもないので、自転車用途としては向きません。表示設定を変更して、本体上部に心拍数の推移がわかるグラフを表示していますが、12時間という長いスパンで表示されており、休んだか動いたかくらいが分かるようにはなっています。
リストバンドは黒が標準で付属しており、交換用バンドはオフィシャル、サードパーティとも入手性は高く選択肢が多いです。ただ、標準のシリコン製バンドはスナップボタンを他方の穴に差し込むだけで固定されますが、腕にくっきりと跡が残ってしまうのはいただけません。
取り立てて不満というわけではありませんが、手首の向きを変えるだけで画面が点灯する機能は(2段階で調整できるものの)反応したりしなかったりで画面をタッチするほうが早かったり、アクティビティのプロファイルが多過ぎて使いづらそうだなと感じていて、このあたりはまだ活用できていないなと思うところです。