2021/08/07

Mi band 6 (Xiaomi)

度重なるバンド破損と交換により、バンド取付部のネジ部がつぶれてしまったVivosmart HR J (Garmin)に代わり、改めてMi band 6を購入しました。前段としてVivomove HR (Garmin)も入手しており、見た目はアナログウォッチで普段使いに適していたのですが、やはり表示部が小さくて見づらく、アラームの振動が弱すぎて目覚ましに使えないのが不満でお蔵入りに。後継モデルのVivosmart 4 (Garmin)はディスプレイ周囲の装飾部品が外れやすいというレビューが散見されたのと、個人的にGarmin Connectの利用頻度が下がっていたこともあり、あとはコストが抑えられるMi bandに傾いた次第。
なお、国内版が出る直前だったため、Mi band 5国内版とMi band6グローバル版で悩んだのですが、同じサイズながら表示領域が広くなっている点や、\1,000ほどの差ならば旧モデルを選ぶ理由はなかろうと後者にしました。メニュー周りは英語表記ですが、スマホからの通知は日本語で表示されますし、6ではフォントも更新されていて違和感も少なくなっているそう。

良かったところ

Vivosmartと比較するとバッテリーの持ちの良さが顕著で、心拍数は1分おきに更新・睡眠モニタリングはオフの状態で10日間は充電せずに使用できています。バッテリー残量もパーセンテージで表示できるので気づかないうちに切れていたということもなく、満充電にかかる時間も1時間ほどなので、使いたいときに使えない状態というのはほぼ回避できそうです。
目的の1つだったアラーム機能は、デフォルトではアプリからの通知と同じパターンの振動(ブッブッと短く2回振動する)しか選ぶことができず、これは失敗したかと思いましたが、アプリ上で任意の振動パターンを作成できるようになっています。バッテリー消耗のアラートが出ますが、2秒×3回ほどの長く振動するパターンを作成してみました。設定画面でのタップ操作がそのままパターン化されるので自由度はかなり高いのですが、ブロックを組み合わせるようなUIできっちり〇秒間振動→〇秒間停止というように再現性のある設定ができると良かったかなとも思います。
照度センサーはないため画面の明るさは5段階の設定で固定され、屋内ではちょうど良い明るさでも屋外では視認性が悪いといったことが起きがち。指定された時間は照度を落とすよう設定できるので、睡眠中は暗いままにしておくことは可能です。

気になるところ

心拍センサーやそれを利用したSpO2測定の精度は、あくまで目安程度かなといった印象で、心拍数は同じ光学式センサーのTICKR Fitと比較して反応が遅め。もちろんANT+で飛ばせるわけもないので、自転車用途としては向きません。表示設定を変更して、本体上部に心拍数の推移がわかるグラフを表示していますが、12時間という長いスパンで表示されており、休んだか動いたかくらいが分かるようにはなっています。
リストバンドは黒が標準で付属しており、交換用バンドはオフィシャル、サードパーティとも入手性は高く選択肢が多いです。ただ、標準のシリコン製バンドはスナップボタンを他方の穴に差し込むだけで固定されますが、腕にくっきりと跡が残ってしまうのはいただけません。
取り立てて不満というわけではありませんが、手首の向きを変えるだけで画面が点灯する機能は(2段階で調整できるものの)反応したりしなかったりで画面をタッチするほうが早かったり、アクティビティのプロファイルが多過ぎて使いづらそうだなと感じていて、このあたりはまだ活用できていないなと思うところです。

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