通勤用のSPDシューズとしてRT5を長らく愛用してきましたが、徐々にアッパーが伸びてきており、ベルクロも当初留めていた位置からだいぶベルトが余るようになってきてしまったので、XC3 (SH-XC300)にスイッチ。XC3にはワイド幅が設定されており、ロードで使っているRP3 (SH-RP300)と同じ44ワイドを選びました。
クロージャーにはBOAダイアルが採用されてハイエンド寄りの見た目になっていますが、シューズ全体に均等にテンションをかけるためにダイアルが1つなのが裏目に出て、ラストの形状が変更されたのかシューズ前方の空間が空きすぎている印象があるのに、シューズの部位ごとに締め付け具合を調整できない点をちょっともどかしく感じてます。また、締め付けるのは1ノッチごとに調整できますが、緩める側には回らず、このあたりはローエンドモデルとして差別化されています。
ただ、しばらくRT5と交互に使っているうちに、同じルートでもXC3のほうがNPが高めになる傾向があることに気づきました。シューズを替えるだけでペダリング効率が良くなるというのはカタログの謳い文句だけかと思っていましたが、ソールの硬さ、スタックハイト、アッパー形状と何らかの要素が効いているのかもしれません。
で、そうなると気になってくるのが、つま先側の遊びがなければどうなるかという点で、XC5も気になりつつ、ノーマル幅がいいのか、ベルクロで調整できるほうがいいのか判断しかねたこともあり、コストパフォーマンスに優れるXC1をサブとしてチョイス。帰路で雨に降られることもありますし、翌朝までに乾かないリスクに対応するためにも予備は必要です。なお、ソールはXC3と共通。
ノーマル幅しかありませんが、サイズは同じく44で、先端のベルクロはちょっと緩めにして、薄手のソックスでちょうどフィットしました。ベルトの余り方をRT5と比較すると、シューズ内の空間は広くなっているようです。ラチェットバックルと同じように足首側のベルトで位置を固定して、つま先、甲の部分はアッパーを足の形状に沿わせるイメージで履いていますが、XC3よりも足との一体感が感じられます。上死点の通過がスムーズに感じられ、全体的に出力が高めに出るのはXC1です。
冬用ソックスやシューズカバーとの相性から、本格的に寒くなってからはXC3をメインに据えていますが、トゥーカバーくらいで耐えられるような気候になればXC1の出番も増えそうです。
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