愛用していたTrackball Explorer (Microsoft)がヘタれてきたので、PCを組みなおした際に合わせて交換してみました。
数年ぶりのマウスですが、操作にはさほど違和感もなく。ワイヤレスということで、ケーブルの弾力がないので操作はしやすいです。ただ、単3電池2本を本体に内蔵するため重いなと。ソールの滑りもあまりよくないので余計に重さを感じさせます。
右手に合わせて左側がせり上がった形状になっているのですが、手首が傾いた状態になるため、手のひら下部にある骨を押し付ける形になります。また、下がっている右側に力がかかってしまい、意図しないタイミングで右クリックしてしまうことも。
両サイドには、親指と小指に合わせたくぼみがありますが、おかげで薬指の行き先がなかったり。がっしり掴んで、腕ごとマウスを動かす人にはいいんでしょうが、手首を固定して指先でマウスを動かすには大きすぎます。ずんぐりした形状なので、特に上下方向に大きく移動しようとすると持ち上げる回数が増えるのが難点。
ボタン数は、左右クリックにホイール、左に2ボタン、ホイールの上下に2ボタン、中央にアプリ切り替えボタンの計8つ。このあたりは好みですけど、サブボタンは本体の左右にあるほうが使いやすいですね。親指だけで2ボタンを使い分けるのはあまり好きではないです。
ホイールの上下に設けられたボタンには、デフォルトだとクルーズボタンというページスクロール機能が当てられています。要はホイールを回す代わりにボタンを押すことでスクロールできるわけですが、テキストサイトなど縦方向に長いウインドウを操作するときにすっごく便利です。トラックボールだとWheelBallで、ドラッグすることでスクロールさせてたのですが、それに匹敵するくらいに。IEとFirefoxだと描画エンジンが違うためか、スクロール量に大きな違いが出るのが難点か。
ついでにスクロール時にポインタ下のウインドウをアクティブにできればと思うのですが、標準ドライバだとこの設定はできないのね。ちなみにホイールだとポインタがどこにあってもアクティブのウインドウを、クルーズボタンだとポインタ下のウインドウをバックグラウンドのままスクロールしてくれます。
マウスに戻すついでにFirefox、Operaのマウスジェスチャを有効にしてみたのですが、これはいい機能だわ(いまさら。トラックボールだと移動方向を急に変えるのが苦手なので使ってませんでしたが、サブボタンに当てる機能を減らせるので、結果的にボタン数が増えたのと同じことに。
同社のMX-R、VX-Rがゴテゴテしてて好みだったのですが、イマイチ評価が低いんですよね。過去の製品から鑑みるに想像に難くはないんだけど(ぉぃ。形状、ボタン数、機能で選ぶなら、Wireless Laser Mouse 5000 (Microsoft)が無難かなぁ。あとはエアーパッドソール。
0 件のコメント:
コメントを投稿