2008/01/10

SUPER CHAINRINGS・PRO CHAINRINGS (FSA)

レーシングコンパクトと呼ばれるPCD110の52/36Tを試してみようと購入。チェーンリングのみでも販売されてますが、同社のクランクセットに付属しているものと同じもののようです。FC-R700(のちにFC-5650)に取り付けて使用。

アウターのSUPER CHAINRINGSは上位モデルにも採用されており、デュラのアウターリングっぽいデザインが気に入ったので背伸びしてみました。周りはどちらかというと肉抜きの多いものを好む人間が多いのですが、自分としてはこういった板っぽい方が好みです。
内側の銀色の部分はヘアライン加工されており、高級感があります。FC-5650のチェーンリングが安っぽいので余計に。アーム間の凸凹も、流石に純正にはかないませんが、遠めに見ると気づかないくらいです。
FC-R700のチェーンリングに比べると、微妙に分厚いような気がします。重量面では不利かと思いますが、それだけ剛性が高いと思いたいところ。まぁ、自分の貧脚ではさっぱり判りませんがね。

インナーはPRO CHAINRINGSを選択。予算的な縛りもありましたが、国内代理店(Intermax、カワシマサイクルサプライ)ではSUPERのインナー(36T)を取り扱っていないようです(CBあさひではSUPERの38T、34Tが注文できるのですが)。ちなみに、SUPERが10s専用、PROは10/9s兼用とのことですが、どちらの環境で使用しても特に大きな違いは見当たりませんでした。
銀色のクランクに黒のチェーンリングということで、トータルでの見た目はいまいちかも。やっぱギア板に合わせてクランクも黒がいいなぁ。流石にFC-6650やらFSA製クランクはもう要りませんけど、クランク単体で販売されてるものでいいのがあれば……(汗。あとはフィキシングボルトを色付きのに換えてみるかな。

気になる変速性能に関しては実用に十分に耐えうるレベル。FD-5600との組み合わせで、アウター→インナーはFC-R700の純正チェーンリングと比較してもさほど見劣りしません。インナー→アウターでは変速時に少しだけ多めにレバーを動かしてやるとシャキッと変速します。このあたりは刃先形状加工の差か、ピン数・位置の違いか、シマノに譲るなぁ。特にケイデンスが低いときに違いが顕著に。
ダブルタップレバーはワイヤーを巻き取るときのレバー操作がどうしても大きくなるので、デュアルコントロールレバーやQS対応エルゴパワーならもっとシフトしやすいかも。

で、52/36Tという構成についても。高速時は52T、低速時は36Tと使い分けができますし、50Tでは下りでギアが足りず、34Tでは軽すぎると感じていたのは改善されました。ただ、平地で使うギアが中途半端な感じが否めません。これまでなら50Tか39Tを平地で使っていたのですが、この構成だと52T×17~19Tを使うようになるのでチェーンがクロス気味に張るのが少し気になります。
うーん、巡航ペースを上げられるように鍛えるのがいちばん手っ取り早いのですが。

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