2008/04/21

Neo Classic Bar (TNi)

Reach:65mm、Drop:121mmというコンパクトなシャローハンドル。トップチューブの長さをカバーするため、しばらく使ってきたMorpheus (3T)からの交換です。
TNiのハンドルといえば、カワタロが使ってるVictory Bar (Neo Anatomic Bar?)の、やたらと柔らかい・よく撓むイメージがあったので敬遠してたのですが、使い慣れてたMorpheusを基準にするそこまででもなかった(汗。Neat.M184STI (日東)を使ってた頃だと、すごく心もとなく思ったものなのですが。

アナトミック形状が全盛期の昨今、今さらになってシャロー形状を選択したのは、昨年のサイクルモードで公開されていたRiccardo RiccoのAddict LTD (Scott)のハンドル周りに影響を受けたため(ぉ。リッコの場合はRitcheyの丸ハンを使用していたようですが。Ergo PowerやDouble Tap Leverだと、こちらの形状の方が合うような。

アウターワイヤー用の溝は前部に1つのみ。シフトワイヤーもこの溝に這わせようかと思いましたが、リーチの短さにためにワイヤーのRがきつくなりすぎるので、そのままバーの後ろにビニールテープで固定してしまいました。I-Link (Tioga)なのでごつごつした感触はありますが、あまり気になりません。
軽量ハンドルということもあって、パイプの肉厚は薄め。Buzkill (Bontrager)は走行中の落下が怖くて使えません。エンド部は肉抜きされて軽量化に貢献しているようですが、ちょっと長めなのでカットしてしまってもいいかも。

懸念していた剛性に関しては、クランプ部までの距離が近いこともあってか、下ハンを握ってダンシングしても撓みがあまり気にならない程度。Morpheusと比較して撓みは小さいです。
肩の部分の傾斜が大きめですが、Double Tap Leverはブラケットカバーが分厚いので、ちょうど収まっていい具合に。
ドロップ量が小さいことを受けて下ハンまでのRはきつめで、手の大きい人間にはちょっと合わないかも。かく言う自分も曲がり終わりの部分に親指・人差し指を引っ掛けて、残りは直線部分を握るようにしてます。

そこそこ身長があって、ちゃんと合ったフレームに乗っているのであれば、他に選択肢があるかと。どちらかと言えば、身長があまりない人に勧めるかなぁ。トップチューブを無理に詰めたジオメトリのバイクに乗ったり、ステムを極端に短くするより、こういったハンドルを使った方が乗り回しやすいと思うのですが、どうだろ。

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