ツール・ド・コリア-ジャパン 第1ステージの観戦のため、あんずの丘に向けて午前6時に先代・勇者と一緒に出発。今日は観客も多くなるだろうと踏んで、ちょっと早めに到着したのが裏目に。入ってくる車はスタッフのものばかりで、一般向けの駐車場への案内すらない始末。
無人の観戦スペースにて暇つぶし。どんよりと曇ってはいるものの、まだ雨は降らず。遠くではブーステントの組み立てをやってたり、あとはミーティングのためボランティアスタッフが集まってたり。それでも、交通規制が始まる8:30ともなるとそこその人数に。お隣ではSkil Shimanoロゴの入ったTシャツを着た団体さんがせっせと簡易テントの組み立て。レース中、その中では自転車に興味のなさそうなちびっ子たちがお菓子を広げてました。これを組み立てていたのはSPONSERと書かれたプレートを首から提げた方々でしたが、このうちの1人がやたらと傍若無人でイライラ。垣根を越えてフェンス沿いに立つとか。ガキどもが真似すると危険だし、そもそも他の観客の迷惑になるのに、それくらい判断できないのかと。
閑話休題。
レースは9:00に鞠智城跡をスタートして、3.8kmのパレードレースの後に13.4kmのコースを13周。最終コーナーを抜けてゴールに向かう直線の途中で観戦したのですが、コーナーの向こうから声援や拍手がだんだん近づいてくるさまは感動モノ。序盤から福島兄が逃げに乗るも、観戦スペースの先の下りで落車。と、すぐに福島弟が先頭集団の逃げに乗る形で、梅丹GDRが積極的。さらに後続から飛び出した選手たちが追いつき、18名の先頭集団を形成し、5周目でそこからSergey Lagustin選手が抜け出して単独トップに。
しばらくはLagustinをトップに18名の第1集団、12名の第2集団、残りのメイン集団という形で進行。8周目にはトップと第2集団の差が6分となり、先頭がこのまま逃げ切るか、もしくは第1集団が本気を出せばこの中から勝者が出る可能性が濃厚に。
ラスト3周に入って、レースが大きく展開。それまで1m40sあった先頭~第1集団の差が、一気に17sに。この周回でトップを走っていたLagustinが吸収され、16名となった先頭集団からは小さなアタックが頻発するも決定打には至らず、1つの集団のまま最終周回へ。
最終コーナーをトップで抜けてきたのは鈴木真理選手。最初に目に飛び込んできたのがSkilジャージということで盛り上がりました。後続を確認しながら、最後は両手を挙げてのゴール。続く第2集団では、日本ナショナルジャージを着る野寺秀徳選手がスプリントで集団のトップを獲得。いやー、ロードレースって、本当にいいものですねぇ。
最終周回、ゴールシーンは写真に撮っておこうとカメラを起動しておいたはずなのですが、すっかり見入ってしまって写真が残ってません(汗。もったいないような、自分の目でしっかり見れたので良かったような。
日本人のステージ優勝もあってか、表彰式にも多くの観客が。先代が目をつけて応援されてたTeam NeotelのNolan Hoffman選手も無事に山岳ジャージを獲得。1985年生まれと意外と若いのですね。
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