2008/07/26

PD-6620 (Shimano)

以前、落車でPP396 (Look)をダメにしてしまったときに後釜として購入。PD-R540以来のSPD-SLペダルとなりましたが、ステップインの仕方や踏み込んだときの印象の違いに馴染めず、タイムリーに在庫処分品として出てきたA5.1 (Look)に乗り換えてました。現行のkeoシリーズでは省かれてますが、この頃のLookのペダルはフローティング角を調整できる機構があって気に入ってます。
で、フレームを新調するにあたってヘッドチューブが短くなるのを受けて、コラムスペーサーをできるだけ減らすために薄いペダルを使おうとPD-6620(軸~踏み面の距離:16.15mm)を引っ張り出してきました。聞くところによれば、踏み面までの距離が短い方がエネルギー効率は良くなるらしいです。

A5.1と比較して、ステップインの感触は柔らかめ。デルタクリートだとパチンッと大きな音がするとともに嵌った感覚が分かるのですが、SPD-SLはペキョンと控えめな音。逆にあまり力をかけずにステップアウトできるのは、安全面から言えば悪くないかも。
また、Lookだとつま先からペダルを迎えに行って、先端が収まってから踏み込む感じになるのが、SLでは後ろからというよりは斜め上からそのまま踏み込んでステップインする形に。Lookの方が一手間かかるものの、失敗する前にそれが分かるのは利点。SLはなんとなく踏んでるうちに固定されてしまう感じ。

重量では圧倒的にSLが軽い。公称値だとペアで80gくらいの差なので、全体から見れば大したことはないのですが、回転するものは重量の違いを体感しやすいです。特にホイール・タイヤがそうですが、ペダルも然り。また、クリートの歩きやすさもSLに軍配が上がります。デルタクリートにもオマケ程度に滑り止めラバーがついてますが、コンビニの床では滑り、アスファルトの上ではガリガリと削れていきます。

ただ、下位モデルであるPD-5610やPD-5600、PD-R540と重量差がほとんどないのが難点。表面仕上げがきれいなのと、踏み面が広くなってるので、重量だけで比較することはできませんが、価格差を考慮すれば廉価モデルの方がオススメしやすいかな。自分が買った頃はPD-5610がまだ存在してなかったのですが。
差別化ができていない点では中途半端な感じも。欲を言えば、さらに軽くて薄いPD-7810が欲しいところです。高いけど。ペダルのベアリングの違いによるロスってどれくらいになるんだろ。

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