2008/08/07

Aspide (Selle Sanmarco)

RHM9を組むにあたって、サドルを選択するときの条件としたのは、とにかく白いモデルがあること。だって、RCS8に設定されたレーシングカラーと被らないようにホワイトを選んだんだもん(その後、2008年6月にRCS8の限定モデルとして、レーシングホワイトが発売されるわけですが)。汚れが目立つとか、そのあたりのデメリットには目を瞑ることにしてます。
最近は白いカラーリングが流行っていることもあって選択肢は多かったのですが、TCRに取り付けているAspide FX (Selle Sanmarco)がこれまでに使ってきた中で特にいい感触だったので、無印Aspideをチョイス。さらに、あまり価格差がなかったのでRacingReplicaです。乗ってしまうと自分ではどうやっても見れませんけど。Selle SMPの上位モデルや現行のFXにも興味があったのですが、予算オーバーであえなく断念。

結論から言うと、無印とFXは完全に別物。寸法や形状はほとんど同じですが、パッドの柔らかさやベースのしなり方がまったく違いました。どちらを選んでもレーパン必須ですが、全体で見てもFXの方が柔らかく、一般受けしそう。'06モデルのFXが公称160gなのに対して、'08 無印が170gということで、見た目には判らない部分でもいろいろと変更されてるんでしょう。'08 FXが公称140gなので、もしかすると無印以上にスパルタンになってる可能性も。
メーカーロゴが大きくプリントされた座面は、FXよりも滑りにくくなってます。着座位置をずらすときは、いったん腰を浮かせるようしてますが、ロゴの保護にも役立ってるかも(ぇ。

Selle Sanmarcoのサドルは、Concor Lightもそうでしたが、座面の緩いアールに合わせて腰を落ち着ける感じ。SLR XC (Selle Italia)も見た目はフラットな割に腰を前後させるとスイートスポットに収まる感がありますが、その感じはSanmarcoのが顕著。座面が硬くなったこともあってか、より一点に固定される感じが強まったようにも思います。
対照的に、Arione (fi'zi;k)はかなり自由度が高かった印象が。パッドが柔らかさが自分には合わなかったのですが、CXやK1は硬そうでいいかも。高いけど。

余談ですが、潮干が買ったCaymanoといい、このAspideといい、最近のSanmarcoのサドルは専用の樹脂製ケースに入れて販売されてるようで。Aspide FXは紙製ケースだったのですが、こっちの方が精神衛生上よろしい感じ。購入後に場所をとるのが難点ではありますけど。

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