2008/08/20

Neat Mod184 STI-80 (日東)

RHM9には、日東がリリースしているSTIレバー専用に設計されたハンドルからM.184STI-80を選択しました。平地での使い勝手を優先して、これまでに使ってきたドロップハンドルの中ではいちばん幅の狭い380mm (C-C)。せっかく10mm刻みで販売されてるので、できれば390mmが欲しかったのですが。
TCRにM.184STIを取り付けてたことがあるのですが、そのショートリーチ版にあたり、リーチが92mm(初期版では100mm)から80mmに変更されているとともに、ドロップ量も135mmから122mmにと、全体的にコンパクトになってます。メーカーの公称値を見る限りでは重量は変わっていないようです。
パイプは厚みがあり、Neo Classic Bar (TNi)と違ってBuzkill (Bontrager)がきっちり収まります。下位モデルとの違いとして焼入れされてるのですが、そのためもあってか剛性は十分。M.184STIと同様に、こじるようにしても撓みを感じません。まぁ、下位モデルを使ったことがないので比較できないんですけど。

他のSTI用モデルと同じようにレバー取り付け位置がマーキングされていて、ST-6600Gとの組み合わせでは、このマークに合わせて取り付けるだけでバッチリの位置に。上ハンからブラケットまでのラインがまっすぐになるので、ハンドルの角度はこのラインが地面と水平になるように調整しました。ちなみに1000で使用しているM.184STIとST-3400では、上を優先するとレバーが遠くなり、下を優先するとこのラインがきれいに繋がらない罠。
ブラケットの根元を握って走るには、肩がフラット加工されてるM.186STIの方が良かったかな。上位モデルということで価格が少し高いのと、カラーの設定がシルバーと黒だけでライトグレーがないのでパスしたのですが、もし手元にあるステムがUI-5GXじゃなくてUI-5EXだったら違ったかも。

最近の流行りのアナトミックシャローと違って下ハンを握ったときの自由度が低いのは否めませんが、手の大きさがある程度あるとRの小さい丸ハンでは太く感じるのに対し、きっちりバー1本分の太さをしっかり握れるのは長所。
下ハンの角度については、M.184・M.186が48°、M.194STI・M.153STIでは60°となっており、好みで選べば解決、ということで。自分の場合は、60°だと手首の角度がきつくなるかと思ってM.184にしました。この角度が立ってる方がレバーが近いように見えますが、下端ギリギリを持つのでなければ人差し指・中指からの距離はあまり変わらないと思ってよさそう。薄手のバーテープを使ったこともあってか、レバーを遠く感じることはないです。

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