2008/09/21

お一人様2台まで。

昨日にクシさんとこでお会いした脳外科医さんとの会話から思いついたのですが、来年度モデルも含めてエアロ形状を取り入れたロードバイクが増えてきました。

TTバイクとしてスタートしたCerveloのSoloistシリーズは言わずもがな、ARシリーズ (Felt)、SSTシリーズ (Fuji)、RXR Ulteam (Time)、G4 Global Concept (BH)、SLX 01 (BMC)……。あとはちょっと思いつかないけど。TCR Advanced SL (Giant)もTTバイクっぽいと言えばそうかも。旧Madone 5.2もシートチューブに整流フィンが付いてたので一応。上位モデルのSL 5.9やらSSL 6.9ではあっさりカットされてましたが。

UCIによってバイクの最低重量が6.8kgと定められていますが、現行の技術であれば必要な剛性や強度を保ったまま下回ることも可能に。で、重量における競争が一段落し、次は空気抵抗によるエネルギーロスを抑える方向にシフトしてきたと考えてよさそう。
将来的にはどうなるか分かりませんが、ノーマルバイクと比較するとどうしても重量増となる点に対しては、重力抵抗がメインとなる山岳ステージでは軽量バイクを持ち込めばいいわけで、(メカニックへの負担を度外視するとして)複数台のバイクの供給を受けられるプロライダーであれば「平坦ステージと山岳ステージとで2台のバイクを使い分ける」というのが主流になっていくのではないかと(TTステージではTTバイクを使うので、実質3台になりますが)。

空気抵抗については諸説ありますが、平均時速が20km/hを超えるペースだと走行抵抗のうち路面抵抗よりも空気抵抗の占める割合が大きくなるそうです。おそらく集団走行ではちょっと変わってくると思いますが、それでも路面抵抗<空気抵抗の関係は崩れないはず。
というわけで、ソロで走るときや、うちのサークルみたいに集団でもバラバラで走るような感じだと、これらのエアロ系フレームの恩恵に与れるのではないかなぁと思うわけです。そこんとこ、Soloist Teamはどうよ?>勇者

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