2008/10/24

黒いあいつ。

ブレーキの遊びを詰めることでどうにか動いているDouble Tap Leverですが、やはり動きが渋くなってることと、強めにブレーキをかけるとレバーが戻ってこない症状が再発するのが気になってしまい、交換する運びとなりました。ちょうど'09モデルのRivalは、Redに採用されてるリーチアジャストやZero-loss technologyを踏襲し、ブレーキレバーがカーボンとなります。黒光りするカーボンは良さげだなぁ……。
とか考えていたのですが、現時点で国内での納期および販売価格がまったく不明だったこともあって、Double Tap LeverがErgopower Ultra-Shiftに化けました。Centaurのアルミレバーのが欲しかったのですが、在庫がなかったため、CentaurのカーボンとVeloceを睨めっこしつつ、最終的にお財布に優しい方をIYH! Veloceのレバーもアルミですが、旧RecordやCentaurのような銀色のレバー(欲を言えばシフトレバーが穴開き)が好みですね。

そんなこんなで半日ほどかけてTCRに取り付け。T25トルクスレンチが必要だというのをすっかり忘れたまま部室入りし、レンチを買うためだけに15kmほど走る羽目に。近所のナフコは9本セットで1kだったのですが、T25以外は必要ないし、1本のために1k出すのも癪だったので、本荘のサンコーまで。バラで買っても350ほどしたけどね。
従来のものに比べて細くなった専用アウターワイヤー用に設計されてるそうで、まずは付属ワイヤーを使ってセッティング。FDはCentaur、RDは105 RD-5600-L-SS+ShiftMate #3、ブレーキはBR-6600のまま。せっかく大枚はたいたi・LinkはRHM9に移植するか……。
シフトワイヤーが通しにくかった以外は特に気になった点もなく。ブラケット位置と配色にまだ悩んでるのでバーテープをまだ巻いていないくらいで、とりあえず問題なく走れる程度には調整。最大の懸念材料だったRD+ShiftMateでの変速性能ですが、普通にディレーラー移動幅とワイヤーの張りを調整するだけでシンクロしました。感激。

ちょっと乗ってみた感じだと、ブラケットは見た目ほど握りにくくない(ぉぃ。Dual Control LeverやDouble Tap Leverに比べると細身なので、どちらかと言えば手の小さい人の方が恩恵を受けられそう。ブラケットを握った状態でブレーキレバーに人差し指・中指が自然にかかるようによく考えられてますし、レバーのピボットの位置が変更されたことでブレーキが使いやすくなってます。TCRだとブレーキの効きが弱いのはホイールが違うからだろうと思ってましたが、レバー1つで改善されるとは。
シフト操作に関しては慣れるまでは何とも。旧モデルのEscape Systemと異なり、多段シフトアップ、ダウンが可能になってますが、特にシフトダウンはクリック感がないためシフトした瞬間が判りづらいです。ただ、ギアを1つ落とすためのレバー移動量がかなり小さいので慣れればシフト操作は早くなりそう。親指シフトはSoraと違って、下ハンからでも余裕で操作できます。むしろブラケットを握った状態からだと使いにくく感じるのですが。

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