2009/10/20

Aliante Delta (fi'zi:k)

朝からトレコース往復。タイム計測はなし。おそらく15分台の後半に入ったくらい。二日間だけとは言え、Gringoのハンドリングに慣れてしまってたようで、特にダンシングの際に微妙にフラついて走りづらかったです。

というわけで、Gringoとともに二日間お世話になったサドルの紹介でも。
それぞれ形状の異なる3種類のサドル、Antares、Arione、Alianteを「3つのA」として売り文句に挙げているfi'zi:kですが、Arioneに試乗させてもらったくらいで、まともに使ってみるのはこれが初めてになります。Arioneはパッドが柔らかく、座面がフラットすぎて落ち着かなかったので、良さがよく判ってません。Antaresは使ってみたいと思ってるのですが……。
Alianteシリーズは上から、Aliante Carbon (Cabon blaided、K:ium)、Aliante Gamma (Y-shaped、XM)、Aliante Deltaとなるようです。Deltaは完成車付属用モデルっぽい。

1日目はレーパンを穿いて、2日目はレーパン無しで走ってみたのですが、坐骨の痛みがまったく出なかったのに驚きました。座面が緩いアールを描いており、ホットスポットが小さい代わりに位置が決まるとホールド感もあります。パッド量で比較できるサドルは持ってませんが、パッドの柔らかさはSLR XCと同じくらい。幅があって座面が広いため、荷重がうまく分散されてるのかも。痛みを回避するためにダンシングを交える必要がなく、座りっぱなしだったために血流が妨げられてるのがちょっと気になったくらい。
ノーズの幅が少し広いので、Qファクターの小さいロードだと内腿が擦れるかも。MTB(おそらくトリプルでも)では問題ない程度でした。

どちらかと言うとMTB向けサドルに近い印象を受けたのですが、コンフォート寄りなので完成車に採用される一因もその辺りにあるのかも。痛みが出にくいような快適性がグランツールを走るプロレーサーにも必要とされてるのではと邪推。
横から見ると分厚く、ロードに付けるには野暮ったい見た目は置いとくとして、重量がネックかなぁ。Gammaでさえ公称260gなので、Deltaだと300gが見えてくるのではないかと。計ってないけど。パッドや形状がこのままでもっと軽くなれば魅力的だなぁ。やはり200g前後に納まって欲しい。となると、Braidedが条件を満たしてくれます。1ランク落としてAliaten Carbon K:iumだと公称240gと許容できる値になりますが、これですら\26,200という価格が壁。

0 件のコメント:

コメントを投稿