2009/11/29

目の保養。

ちょろっとクシさんとこにお邪魔したところ、Madone 6.9のコンタドールモデルが入ってきてました。Project Oneでの注文だそうです。白地に黒いロゴの入ったシンプルなカラーリングに、三大グランツールを制覇したことを示す三色のペイントがあしらわれており、コンポーネントもRedをフル装備。これって、Astanaの選手たちが乗ってるバイクとほぼ同じ仕様です。オーナーも含めて、コンタドールファンの皆様には垂涎モノでしょうね。
RedのDouble Tap Leverは、感触としては遊びの少ない硬質な感じで、小気味良く軽快なシフティングはハイエンドモデルという位置付けが伊達ではないということですか。以前に使っていた旧Rivalと比較しても完全に別物でした。

個人的には'07 Madone SSL 6.9の印象が鮮烈すぎて、現行モデルはどことなく没個性的なイメージを持っていたのですが、ギリギリまで幅を持たせたBBシェル、片手では指が回らないほどの太さを持つダウンチューブ、見るからに剛性感のあるヘッドチューブからフォーククラウンへのライン……。現時点で考えられうる限りの速さを追求した構造が、ロードバイクはやはりロード"レーサー"なんだなぁと再認識させてくれました。いやー、いいもん見せてもらいましたわ。

以下、ちょっと追記。
Trekのサイトで公開されてる写真を見てて思い出したのですが、写真ではトップチューブ左側に付いてるアウター受けが右側に付いてました。おそらく日本では右レバーでフロントブレーキを操作する人も多いため、左レバーからワイヤーが無理なく入るように配慮されたものだと思いますが、わざわざ日本への出荷用に作ってるんでしょうか。自分は左フロント派なので本国仕様でいいのですが、注文時に選べたりするのかな。

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