ジュースをこぼしてしまったことが止めとなったかどうかは定かではありませんが、6年半にわたって愛用してきたFKB-86E (Filco)のキーの一部が一回の打鍵で複数回の入力になったり、キーの反応が鈍ってきたこともあって、HHKB Lite2 (PFU)に手を出してしまいました。PS/2版は昨年12月の時点で販売終了となっており、いよいよ在庫処分が進んでいるようで3,980となってたのを購入。今回もShopUさんにお世話になりましたが、FKB-86Eを購入した時のお礼のメールもまだ残っていてちょっと嬉しかったり。
写真では判りにくいのですが、キーピッチ19.05mmながら全幅が30cmを切るコンパクトキーボードです。英語版ということで、キートップにかな文字が刻印されていないため見た目が非常にシンプル。スペースキーの幅に関しては特にこだわってませんが、変換や無変換キーといった使わないキーは無いほうがスッキリしてて好みですね。日本語配列(かな無刻印)で、キーアサインを変更して活用する手もあるのですが。
キー配列については慣れの問題だとは思いますけど、Backspaceキーが数字キーと同列にない点、CntlキーがAキーと並んでいる点、カーソルキーのみ大きさと高さが違う点、ファンクションキーがない点……が現時点で気になってるところ。Backspaceキーの位置は日本語配列のがいいな。入力した文字のかな変換や英字変換の際にF8、F9キーあたりは意外と頻繁に利用するためFnキーと数字キーの同時押しはちょっぴり面倒に感じますし、半角/全角の代わりにAlt+`を同時押しするにも`が遠くて不便。カーソルキーと同じ大きさでいいので、最上段にEscとファンクションキーが並んでると良かったのに。また、些細な点ですが、DeleteとBSをディップスイッチで切り替えた際にFnキーと同時押ししたときの挙動も入れ替えてくれると便利なのですが。
メカニカルスイッチからメンブレンスイッチになったこともあってタッチにはかなりの違和感が。特に底打ちの感触が大きく異なっており、入力されるまでのストローク深さがまだつかめてません。慣れてくれば軽やかにタッチできそうな予感はあるのですけど、初めはこの違和感に馴染めずにFKB-86Eに戻してしまったり。公称値では押下圧55gですが、個人的にはもうちょっと重くてもいいかな。静電容量無接点方式を採用したProfessional2および同JPでは押下圧45gと軽くなってますが、タッチ数が多い人にはもっと軽い方が合ってるんでしょうか。
うーん、キー配列とメカニカルスイッチを優先させるならMajestouchシリーズのが無難だったかな。ただ、これだけコンパクトだと机を広く使えていいですね。
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