2009/12/20

引っ越し準備中。

昨日のエントリーの続きになりますが、Wordpress 2.9の動作条件を満たす無料レンタルサーバーを見つけるのは厳しそうなので、他のブログサービスへの移行準備を始めました。今回で3度目の移行となるのですが、これまでにWP上で700を超えるエントリーを作ってきたので、それらを引き継げることを前提に検討してみました。

Chromeを使うようになったついでにGoogleアカウントを作ってみたので管理の一元化も視野に入れつつBlogger、あとは定番のはてなダイアリーでテスト中です。脳外科医先生がSo-netブログで運営されてて、サービス的にも意外としっかりしてるなと感じたのですが、無料アカウントでは広告がやたらと目につくように配置されるんで却下しました。

他のサービスからWPへの移行に関してはネット上でもかなりの情報を見つけることができるのですが、逆は思ってたよりも少なかったり。WP自体にもエクスポートする機能が備えられてますが、WXRという独自形式のファイルとなるため互換性がイマイチのようです。

Bloggerへの移行にあたって、「WPexport 0.3を利用してMT形式でエクスポート→生成されたテキストをローカルに作ったテキストファイルへコピペ→MovableType2Blogger conversion utilityを利用してBlogger形式に変換→Bloggerにてインポート」することでどうにか移行できました。ちなみに、WPexport 0.3内のMT.phpはわくわく技術ランドで公開されてるものと差し替えましたが、投稿時間について"m/d/Y h:m:s A"となってる箇所を"m/d/Y h:i:s A"と書き換えないと時間がずれます。後で手動で書き換えるのは非常に手間です(経験談)。

この手法の難点は、ファイルサイズが大きい(1MB以上?)と変換できないこと、ローカルファイルに保存する際にUTF-8(no sig.)、LFで保存しないと文字化けすること、自分の環境ではWPに投稿する際に投稿時間の秒を保存していなかったために時間がずれること。まぁ、コメントの移行も含めてほぼ同じ環境を再現できたので満足してますけど。Advanced Export for WP & WPMUというWP用のプラグインを導入することで、WPから直接Bloggerにインポートできる形でエクスポートできるそうですが、残念ながら自分の環境ではインポートの際にエラーが発生したため断念しました。

Bloggerに対して気に入らない点は、行頭の字下げが無視されること、エントリーのURIの生成法が設定できないこと。特に後者は各エントリーのタイトルから自動的に生成されるようになっており、当然のように日本語には非対応です。内容を推測できるようにURIを決めることはSEO的に有利なのは解ってますが、記事中の英単語を無造作に繋ぎ合わせたり、日本語のみのタイトルを付けた場合にはユニークIDとなってしまうURIがどうしてもダメ。もともと日記として管理してきたので、日付や投稿時間をベースとしたURIでないとイヤなんです。

というわけで、はてなダイアリーも同時に使い始めてみました(ぉぃ。こちらはWPexport 0.3で生成されたMT形式のファイルをそのままインポートできました。残念ながらコメントは引き継げてません。少なくとも日本語を扱うことにおいては優位ですね。はてな記法と呼ばれる独自タグにはおいおい慣れるとして、HTMLファイルを触れないのがネックかなぁ。Chromeだと表示が崩れる場合があります。

他のサービスを使ってみて解ったけど、やっぱWPは優秀だなぁ。

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