Sony、富士通、東芝、NECから相次いでノートPCの新モデルが発表されており、2003年モデルという骨董品もいいところの低スペックPCであくせくとプログラムを回してる身としては何とも魅力的に映ってしまって困ります。今のLavieのどこが不満って、OSを立ち上げるだけで使い切ってしまう512MBのメモリ、スワップ領域として確保するたびに操作を受け付けなくなるHDD、満充電から90分間もつかどうかも怪しいバッテリー……。CD-ROMドライブを積んでないために薄さと軽さ、携帯性は現行品と比べても見劣りせず、Windows XP ProfessionalもVista、7がリリースされた現在でも十二分に実用的なのは評価できるのですが。これがMeとかだったら目も当てられませんでした。
ここ数年は、デスクトップPCと張り合うくらいスペックを持つハイエンドモデルと、携帯性に特化したモバイルモデルの棲み分けが進んでるように思いますが、何かと制約の多いUMPCですらも(うちのと比較すれば)十分に実用に耐えうるという進歩ぶり。今やデュアルコアCPUやGB単位のメモリ、SSDが当たり前だもんなぁ。それでいて価格は下がってるんだから、数年前のは何だったんだろう。Lavieの購入時に増設した256MBのメモリを抜いて、512MBのに差し替えるという延命措置も考えてましたが、就職してから必要であれば買い換えるのが最善かなぁ。
発表されたばかりの春モデルに関しては、何と言ってもLOOX U (富士通)が目玉。Real Pocket Size PCと冠した超小型PCは、流石にメインマシンとして使うにはとんがり過ぎてますが、スペック面では従来のハンドヘルドPCやスマートフォンとは一線を画してます。うちのLavieがすべての面で劣っていて泣きたくなります(画面サイズと実売価格では勝ってますけどね)。むしろPCと呼ぶよりは電子辞書といった見た目で、サブ機としてバッグに常に突っ込んでおきたいモデルですねー。Vaio Pが先陣を切った分野とも言えますが、他の環境との同期がしやすくなればもっと広まりそうな印象も。やはり理想はPowerbook DuoのDock機構かな。まぁ、現在ではウェブサービスやネット環境も充実してるので、いちいちデータの同期を取る必要もなさそうではありますけど。
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