幼い頃に興味を持っていたのと、今では理科の授業で扱うこともあって、天気が良い日にはバイト帰りに空を眺めたりすることも多いのですが、今夜は冬の大三角の近く、シリウスとプロキオンの延長線上に明るい赤い星を見ることができました。冬の星と言えば、冬の大三角を作っているベテルギウス、プロキオン、シリウスに加えて、リゲル、誕生星座でもあるカストルとポルックスあたりは割とすぐに見つけられるのですが、レグルスにしては位置が高いし、そもそも赤くないということで、帰宅後に調べてみました。
で、どうやら火星のようです。ちょうど太陽-地球-火星が一直線上に並び、地球と火星が最も接近するのが28日だったそうで。2年2ヶ月に1回という周期で接近するそうですが、今回は小接近とのこと(次回の大接近は2018年7月25日ごろ)。大接近と比較して視直径は約1/2になりますが、それでも満月にもかかわらず肉眼で観察できます。教養の選択科目で天体を取ったこともあるのですが、やっぱロマンがあるよねぇ。
ちなみに、ちょうど良い星図が見当たらなかったので、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトで開発されているMitaka、その派生版であるMitaka Plus、Mitaka++を利用させていただきました。自宅のPCでさながらプラネタリウムみたいなことができて、しかもフリーウェアだなんて……。そういや、調べてて知ったのですが、オリオン座の右上におうし座があるんですね。すばるやプレアデス星団、アルデバランは名前だけは知ってたのですが、実際に意識して見たことはなかったので今度の晴れた夜にでも確認したいところです。
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