2010/04/11

過ぎたるは……。

RoppongiExpressさんのところで、フレームの剛性に関する話題が挙がってました。踏んだことが無いのでMETEORシリーズ(GDR)がどういうフレームなのか判断できませんが、「現在のハイエンドフレームは高剛性と言うよりはむしろ過剛性でないか」とのこと。雑誌インプレで剛性が着目されがちなのはポジションが出ていないバイクでもダンシングで荷重をかければBB周りやヘッド周りの変位を確認できるし、短距離・短時間の試乗でも掴みやすい部分だからだと思いますが、脚を使った状態でのもう一踏みが可能なのはタメのあるフレームということなんでしょう。レースペースでの長距離インプレとかあれば、また傾向も変わってきそうな気もしますけど、そんなことやってたら雑誌そのものが消えるか。
ブリヂストンアンカーの飯島選手のネームが入ったRMZは最も剛性の低いモデルでしたが、Tarmac SL3(Specialized)のような高剛性を謳うバイクも人気がありますし、個々人の体格や好み、踏み方でも変わってくるので一概には言えないのが難しいところです。ゼロ発進を考えなければ剛性の高さはそこまで大きな要素ではないというのはRHM9の開発時にも言われてましたし、たしかにRHM9での30km/h後半~40km/h台へのペースアップは非常に好印象です。そういった意味では、個人的にアンカーの開発力を信用してます。ただ、そこそこの距離のヒルクライムだと硬めのバイクの方が踏みやすく感じますし、トレコースにてRMZの試乗を行ったときにネガティブな部分が目についたのも距離とコースの影響も大きいかも。

敢えて言うなら、フレームはさておき、ホイールは剛性が高い方が良いんでしょうね。フレームとのマッチングもありますけど、手持ちのWH-7801SLもWH-RS80-C24-CLも大入力に対してはイマイチです。RHM9は、先日お借りしたRacing Zeroでも印象が変わりましたし、Ksyriumシリーズとの相性が良さそう。VRS Vibraser+EC90SL Carbonみたいに、しなやかなフレームと高剛性ホイールの組み合わせというのも一つの解かもしれません。剛性感だけで言えばOpenProは反応が良くて好きだったのですが、重量がネックでした。可能であれば手持ちのホイールのスポークテンションを調整してみたいところですが、完組ホイールをいじるのは抵抗があるなぁ。

3 件のコメント:

  1. 業務連絡からします。

    剛性レベル1のRMZが来週、来るそうです。
    たぶん、FITTING MACHINEの講習にこられる、アンカーの方と一緒ではないかと思われます。

    ホイールの話になりますが、
    半ば、衝動買いで、EASTON EA90SL を購入しました。いやー、よく登ります。(まだ、金峰山を少し回った程度ですが)
    来週日曜は、脳外科医さん、パイロットさん達と、俵山越えて、清水峠に行くつもりです。
    もし、いくのなら、EA90SL貸します。

    私もOPEN PROが好きです。
    MAVICリムの剛性もあるとは思いますが、スポーク数の多さ(たぶん32本でしょう?)が、ホイールを支えているのでは、ないかと思います。
    今回購入した、EA90SLは、スポーク数がフロント24本、リア28本と多いので、やわい感じはまったくありません。

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  2. ホイール組み上がったのでnemesisいつでも持っていって下さい。
    Kushiさんとこにおいてあります。
    nemesisだったら硬いホイール作れますよ(ちょっと重いけど)。

    A5.1ありがとうございました。

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  3. >スチールさん
    いよいよ最も剛性の高いRMZに試乗できますね。楽しみです。
    EA90SLも買われたのですか。一時期、購入を検討していたホイールなので興味があります。
    配属先での研修が始まるのでハッキリとは判っていないのですが、日曜が空くようならまたご連絡します。
    手組みホイールはOpenProとBalanceしか試していませんが、同じスポーク数でもOpenProの方が良かったです。
    やはりスポーク本数も考慮に入れてホイールを選ぶべきなんでしょうね。

    >脳外科医先生
    先日、天井からぶら下がっていたNemesisを眺めておりましたが、想像以上にコンディションが良くてびっくりでした。
    重量で言えばOpenProとほとんど変わらないので、スポークテンションを高めに組んで、ちょっと良いタイヤを奢ろうかと企んでます。

    A5.1は、もし違和感があるようだったら、また言ってください。

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