2010/05/06

Nemesis (Ambrosio)

OpenPro、Balanceに次いで、手組みとしては3本目のホイールとなるNemesisが(ほぼ)完成しました。

先日も書いたとおり、フロントはNemesis+HB-6600+DT Competition 290mmのラジアル、リアはNemesis+FH-5600+DT Competition 287mm/299mmでフリー側を3クロス・反フリー側をラジアルで組んでみました。OpenProを組んだときの反省から、腐乱時の内側からスポークを通してます。ちなみにフリー側のスポーク以外にはアルミニップルを使って軽量化を図ってみたり。

初めて実走したときにはやたらと柔らかいホイールで肩透かしを喰らったのですが、後輪のスポークテンションを調整することでOpenProと同等の剛性感が出ました。ギアをかけたときの反応の良さはRS80以上、KSYRIUM SL未満といったところ。もう少しテンションを上げられそうですが、Ambrosioのリムはアイレット周りが変形しやすいので様子見です。アイレットの無いBalanceは満足できるところまで上げる前にクラックが発生しましたし、現にラジアルで組んだフロントは微妙に変形させてしまいました(汗。精度が高くて組みやすいリムなのですが、これがあるので万人にはオススメしにくいかも。

リムハイトが低いので剛性感を出しにくいかと思ってましたが、かなりキッチリしたホイールにすることができました。ウェイトバランサーが入ってることもあってか、空転時にバルブが下になって止まることもなく。ただ、430gという重量は(Reflexの存在を考えると)ちょっと重いかなぁ。組み合わせたAegisも軽いタイヤではないのですが、上りではがんばって踏まないと進まなくなる印象です。

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