どうやら天気は午前中までは大丈夫そうだったので、クシさんに無理をお願いしましてMeteor launchを試乗させてもらいました。もともと試乗車にはWH-6700が付いていたのですが、スチールさんにEA90SLをお借りしてトレコースにて試乗。
Meteor speedもそうだったけど、最初の一踏みからspeed以上にフワフワしたBB周りが気になります。シッティングだとそんなに気にならないものの、信号待ちからのスタートダッシュでダンシングでもしようものなら、ペダリングと車体を傾けるタイミングが微妙にずれる感じを受けます。
これが上りに入ると一変。ギアをかけて上っても脚を削る感覚が薄いし、ダンシングでもテンポ良くペダルを踏んでいくとスピードが上がっていく感じが堪りません。何より終盤にさしかかってもダンシングできるまで脚を残せてたのにビックリしました。感覚的には普段と同じように上ったつもりでいましたが、ラストスパートでいざ踏み込んでいくとすぐにタレていたのが、launchではシフトアップしながらでもまだ踏めてました。
雨が降り出しそうだったので、今回は峠の茶屋まで上ってUターン。帰りの平地ではそこそこ踏んで走ったのですが、同じダンシングでもケイデンスが上がってくると若干もたつく感じが顔を出します。ストップ&ゴーで巡航スピードまで上げる点で見れば、剛性感のあるフレームが有利かと。
個人的にはspeed以上に気に入ったのですが、フィーリングさえ合えばオールマイティに使えるだろうというのが現時点での感想です。ただ、個性がかなり強いので、セカンドバイクとして上りに特化した構成にするとフレームの特性をより生かせるでしょうね。最近ではヒルクライムレースも盛んに開催されてますし、もっと注目されていいフレームだと思います。
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