スチールさんのお力添えもあってカンパ化を果たしたRHM9ですが、部品が揃うまではシマニョーロでした。シマノからカンパへの換装にあたってネックになったのはホイールだったのですが、カンパフリーのホイールを買い足す余裕もなかったので、ErgopowerでシマノのフリーおよびRDが使えうようになるアダプターを導入しました。
実は過去にShiftmate#3を利用したことがあります。RDのアウター受けに偏心プーリーを取り付けることでワイヤーの引き量を調整するものですが、ワイヤーの曲げが大きくなるため変速が少し渋くなるのが気になってました。
Equal Pulleyもワイヤーの引き量を調整してシマノのカセットにシンクロするようにしてくれるのは同じですが、レバー内のプーリーをそのまま交換してしまうので見た目もスマートですし、ワイヤーへの影響もありません。ハンドルに固定するブラケットの下にある標準のプーリーを外し、シフトレバーを押さえながらEqual Pulleyを固定するだけ。注意点としては、プーリーの固定に2.5mmアーレンキーが要るのと、ワイヤーはシマノ対応のものに変更する必要があること。
10sエルゴパワーとシマノ10sカセットは特に何もしなくてもシンクロするそうですが、数値上ではサブミリ単位のズレがあります。保険の意味も兼ねてEqual Pulleyありきで使ってみたのですが、変速性能については何の不満もありませんでした。
亀レスです。
返信削除カンパ10Sとシマノ10Sのリアディレーラーのシフト量は、ほぼ同じだと、昔、あるサイトで見たことがあります。
我々、一般のユーザーで、シフトがうまくいかないと、気がつくのは、実は、スプロケット(カセット)のシフトアップ、ダウンポイントが、メーカによりずれているところにあります。(歯の形状と、そのずれ量)
シマノは、かなり早い時期から、フロントも含めた、リアスプロケットのアップポイント、ダウンポイントが設計されていて、その差が上がりが悪いとかになります。
カンパは、10Sの初めの頃は、この辺がうまく設計されていなかったらしいのですが、最終期には、フロントのチェーリング形状に合わせた設計に移行したと聞いています。
2011年の11Sにおいては、さらに良くなってきていて、フロントの上がりは、なかなかのものらしいと言うことです。
意外と、リアのスプロケット(カセット)を買わない人(私もその一人ですが)が、たまにリアのスプロケットを買い換えると、おや、と言うことがあるそうです。
いずれにしろ、『コンポ』でそろえるというのが、前提となっているようです。
シマノとカンパとではスプロケットのスペーサーの幅が違うため、ディレーラーの移動量も異なると思ってました。
返信削除フロントのチェーンリングとスプロケットの変速位置の関係については理解が追いついていないのですが、刃先の形状についてはシマノに一日の長があるということでしょうか。
自分もスプロケットは使い回してるので、摩耗の度合いによっては新品交換時に違いが判るのかもしれませんね。