2011/06/29

前哨戦。

ツール・ド・フランス2011公式ガイドブック(八重洲出版)を購入してきたのですが、やはり情報が古いのと、出場チームに対するイノーのコメントが適当すぎて泣きたい。最終的にはサイクルスポーツ誌の付録になるであろう総括を手にする羽目になるのですが、こういうのこそ電子書籍として逐次アップデートされるようになるとおもしろいのに。
最新モデルとしてはDogma2 (Pinarello)、Tarmac SL4、S-Works+McLaren Venge (Specialized)、TCR Advanced SL-0 (Giant)、Noah FB (Ridley)、SuperSIX Evo (Cannondale)、S5 (Cervelo)あたりがすでに発表されてますが、本誌ではSuperSIX以外は反映されず。

TCR Advanced SLはヘッドのベアリング径を1・3/8~1・1/2と大径化したのに対し、Tarmac SL4は1・1/8~1・3/8に留めたあたりも興味深いです。1車種でオールラウンドにこなそうとするGiantと、コースや脚質に合わせてハイエンドモデルを選択できるSpecializedのアプローチの違いでしょうか。さらに同時に3チームに供給するというSpecializedの体力もすごいと思いますけど。世界的にはそんなに儲かってるのかしら。

ちなみに発表されたばかりのDogma2は、Team SKYのトレードカラーである青色ではなく、SKY Rainforest Rescueと呼ばれる活動に合わせた緑色のフレームでツールを走るようですね。市販されるかどうか不明ですけど、緑色のフレームが好みの方にはうってつけではないでしょうか。

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