2012/03/26

βテスト。その後。

K-9 Mail 日本語版が更新されてたので、最新版のソースでau oneメール対応版をビルド。新しいバージョンになってAndroid 4.0に対応したのか、求められるAPIレベルが上がってました。IS06がICSにアップデートされることはおそらく無いのでSDKもAndroid 2.2 (API Level 6)までしかインストールしてなかったのですが、とりあえず4.0を入れてみました。前回と同じように書き換えてビルドしたところ、フォルダ一覧を開こうとすると強制終了するようになってしまいました(汗。落としてきたままのソースからビルドしても同じ症状が出るので原因不明です。その他の操作でも強制終了することがあるものの、再インストールすると再現しなかったりでよく分かんない。
見落としてたけど、K-9 mail for IS11Sの作者さんもCCやBCCで送信されたメールの絵文字が表示できない件は把握されてたっぽいです。条件分岐を考えれば手を打てるかもしれませんが、うまい方法が思いつかないのでそのままにしてます。

とか言ってたら、docomoが販売中の機種を含む18機種についてAndroid 4.0へのアップデートを行うことを発表しました。シャープやサムスン、ソニーは以前から言われてたけど、富士通やNECも後追いすることになるとは。スマートフォンで使う分にはバージョンアップの恩恵を感じる場面は少なそうですが、選択肢がもたらされるのは良いことだよね。KDDIはなぁ……IS1xシリーズはともかく、IS0xシリーズは忘れ去られたみたいになってるもんな。

さらにその後を追記……。
Gitを利用してソースを更新してたのですが、zip玉(tar玉ではなく。本家にもzipballと書かれてるし)を落としてきて、それを展開したものをビルドしたら問題なく機能しました。流石に面倒なのでソースコードの比較まではやってませんけど、最新版でも絵文字が表示されるようになったので当分はこのまま使おうっと。

2 件のコメント:

  1. スティール2012年3月27日 22:52

    当初、Android4.0(以下,ICS)にアップグレードする際、メモリを「食う」らしく、対象機種が絞られる、と言う話でしたが、結構対象機種が広いようですね。
    ただ、業界では、Android端末の断片化に加え、頻繁なバージョンアップにより、開発工数に見合った、儲けがでないと、言っているソフト・ベンダーが出始めています。
    特に、今回のICSは、OSの作りがころっと変わるので、ネイティブプログラムを作っているところは大変です。
    最近、Androidのプログラミングをやっているのですが、断片化の検証が非常に厄介なので、iPhoneの方に魅力を感じています。
    ただ、iPhone5で、画面がOver4inch と言われているので、Androidの断片化に対して、iPhoneは、世代間差とか言われそうですね。

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  2. >スティールさん
    今回の対象機種はRAM容量が1024MBのものに限定されてるようです。Xperiaシリーズではこれが512MBですので、対応を検討中という表現に留められてるみたいですね。
    ICSがデュアルコアへの最適化を進められている点も踏まえると、シングルコアを採用する2011夏モデルの多くが対象外となったのも頷けます。

    自分の場合はIS06上でさえ動けば問題ないのですが、機種の多様化は開発者にとっては悩みの種となるのは容易に想像できます。
    次期iPhoneがより解像度の高いディスプレイを搭載してくるとなると、iPadと同様にこちらもアプリ開発に影響を与えそうです。

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