ZANIAH (Graphite Design) w/ 9000 Dura-Aceに試乗させてもらってきました。METEORシリーズも琴線に触れるモデルでしたが、ホビーレーサー向けの設計を謳っているだけあってZANIAHは素直で乗りやすいフレームでした。パイプの特性を設計する際にクロモリパイプをベースにしてるそうで、ギアをかけたときのバネ感がすばらしく、特筆すべきは上りでダンシングしたときに下死点でつっかえる感じが皆無!
カラーリングは飾り気のないブラック一色。GDダイレクトストアだと、METEOR speedもMETEOR launchも黒しか選べないようになってますね。電動式コンポにも対応しており、アウター受けを取り外すこともできるようになってますが、ケーブルを引き出すための穴がゴムシートで塞がれてるのが気になりました。チェーンステー下のアウター受けはケーブルガイドも兼ねてるようなので、BB以降のケーブルは外装になるもののDi2で組むのが正解だろうな。
9000 Dura-Aceはついつい11s化に目が行ってしまいますが、フロントの変速が桁違いにスムーズになってました。そんなに悪くはないと思ってた7900でも、9000と比較すると雲泥の差……。一方で、リアの変速はわりと頭打ちに近い状況なのかな。7800シリーズ以降で比較しても大きな感動はなく。あとは旧Ergopowerみたく、多段シフトアップを実装してほしいくらい。
ブレーキレバーの引きもかなり軽くなってて、機械式モデルなら9000を待ってもいいかな。ただ、カラーリングといい、ワイヤーの差込口といい、STIレバーのデザインは7900が優位。7970から9000に乗り換えるメリットは11sが使えるくらいなので今のところは考えてませんけど、7970があまりに早く陳腐化してしまい、6770のほうが将来性があるというのは何とも複雑だな……。
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