2012/10/22

Speedracer Carbon R (Diadora)

青クリートを試すために下ろしてみました。カーボンソールながら\20,000を切る価格設定ということで手を出した記憶はあるのですが、いざ開封してみると強化ナイロンとカーボンのコンポジット。ソールには「CARBON Dual Sole」とプリントされてますけど、カーボンなのはクリート取り付け部のみでガッカリ。後継モデルとなるSpeedracer2 Carbonはお値段据え置きでフルカーボンソールになってるようです。しまった早まったか。

Diadoraのロード用シューズはEurotech以来ですが、ラスト形状は完全に別物。欧州ブランドにしては珍しくトゥ側がサイドの立ち上がったラウンド形状で、ソール幅から受ける印象よりもスペースを確保されてて快適。たいていのシューズは小指側の骨が当たって痛みが出るのですが、Speedracerについては馴染みが出るのを待つこと無く使用できました。中央のベルクロは取り付け位置を選べるので、甲高の足でも合わせられそう。
アッパーのデザインは……まぁこんなもんだよね。つま先からサイドにかけてのラインはグレードを問わず統一されててパッと見でもDiadoraだって判りやすいんですけど。このカラーリングに限って言えば赤というよりむしろ朱色っぽいし、白い部分は汚れが落ちにくくて目立ちそうです。

カーボンを使用しつつも基本的にはナイロンなのでソールは厚め。SPD-SLクリートを取り付けるには純正ボルト(M5×8mm?)では長さが不足するのでシューズ付属のM5×10mmを使用しましたが、これがなんと+ネジ。シマノもスモールパーツとして同サイズのボルト(Y42U98070)を用意してるので、予め手配しておけば良かったです。
剛性不足を感じることはありませんが、足首の角度によってはペダルとの距離を感じます。ただ、シートチューブがギリギリ長めになってるRMZのポジションはサドルやペダルで調整してたのですが、下死点でも膝に余裕ができたので結果オーライでした。

ラチェット式バックルは若干ノッチ幅が広い気もするけど合格点。動作は軽快だし、リリースはレバー中央の赤いボタンを押すだけ。深めのヒールカップは好みに合ってました。浅いほうが踵~足首に干渉しにくいのですが、ヒールの安定感って大事だなと思い始めた現状では、S-worksほど浅くては少し心許ない感じがします。

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