2015/06/02

Athena D-Skelton Brake (Campagnolo)

TCR Advanced SLの組み立てにあたって、基本的には脳外科医先生が11s化されるまで使われていたコンポを使うこととしてスタートしてます。しかしながら部品の状態によっては交換を検討することになったものもあり、シュー固定ボルトがすっかり固着してしまっていたブレーキセットがその1つでした。
以前のエントリーでもちょっと触れましたが、どうせカンパで組むならブレーキセットはD-Skeltonが良いなと思ってたので、Athenaの2014モデルを探してきました。2015モデルではラインナップが大きく整理され、Chorus以下のグレードでは前後デュアルピボットのブレーキのみとなっています。定価がほぼ半額となってしまったAthenaも魅力的でしたが、旧モデルが在庫処分で半額になっていたので結果オーライ。
制動力の高いシマノと、コントローラブルなカンパという構図が続いていましたが、カンパもデュアルピボットを前面に出して制動力の高さをアピールしているのを見るに、コントロール性は乗り手の技術で補えるけど、ブレーキ力はモノの性能のみに依存するといったところでしょうか。

デュアルピボット版と比較するとまたおもしろいんでしょうけど、カンパのブレーキは前デュアル・後シングルのものしか使ったことがないので、QSのころのRecordのブレーキセットと比較してフロントのたわみが抑えられてカッチリ具合がちょっと増したかなぁといった感じ。急制動が必要な場面はさておき、通常のポジションからでもリアをロックできるほどのブレーキは持て余しそうなので、シュークリアランスとかで調整するより、重量も軽くなるシングルピボットはありだと思うんだけどな。
ちなみに実測重量は前169.0g・後144.5gで、カタログ値306gよりも2%ほど上回ってました。このくらいの幅で収まってるのはイタリア製品としては優秀なのかな。

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