2015/06/15

バーテープスマートシリコン (PRO)

いつ購入したのか覚えていませんが、TCR Advanced SLには手持ちのPROブランドのバーテープを巻いてみました。カタログPDFによると、ハンドル接着面にシリコンを採用しており、交換時にハンドルがベタつかないというのが売り文句のようですが、残念ながらバーテープとしての機能が全く伝わってきません。

EVA素材を採用した、コルクのバーテープを連想させる厚手のバーテープで、テンションを掛けて巻くとそれなりに伸びるのですが、厚ぼったい感じは残ったままです。よく言えばクッション性があってロングライドに最適!といったところになるんでしょうけど、ハンドル全体が太く感じられてしまうので薄いほうが好みです。ブラケット周りの処理も手間がかかるので、素直に隠しテープを使うほうが手っ取り早いかと思います。
握った感触は緩衝材として使われるエアフォームシートに近いなと。グリップ力もあり、濡れても滑りづらいのはバーテープとしては望ましいです。自分はグローブを着ける派ですが、このバーテープなら素手でも快適っぽいです。
まだ使い始めてから間がありませんが、汚れやすく、汚れが落ちにくい印象を受けました。砂や泥汚れとは相性が悪そうなので、シクロクロスには向いてないようです。シクロやったことないですけど。
付属のエンドキャップはPROのOのロゴと同じ矢印が入ったデザインで取り付ける角度に気を遣う上、MTBのグリップのキャップによくある3段のヒダの付いたタイプで、テープが厚いせいもあってか上手く差し込まないと振動で少しずつ押し出されてきます。ロードバイクではOGKやSILVAのように内側が爪のような形状になってるキャップのほうが使いやすいです。PROには臼式のアルミ製エンドプラグが別売り(バーテープとほぼ同じ金額)されているので、不満ならそっちを使ってねということでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿