A4用紙に30穴バインダー用の穴を開けることのできるパンチを購入しました。2穴パンチは所有してるのですが、2穴バインダーだと綴じ込んだページの遊びが大きくなるのと、繰り返し開閉しているうちに穴が広がってしまうのが気になっていたので、学生時代に使っていたルーズリーフ用のバインダーを活用する目論見もあって30穴パンチを探していました。職場で4穴パンチを使っているので30穴のものもあるだろうと踏んだのですが、1度の操作で30穴を開けられるのは20,000円を超える業務用のものばかりで、手の届く価格帯ではカール事務器のゲージパンチとグリッサーくらいでした。グリッサーは1度のレバー操作で30穴を連続的に開けられるのが魅力的でしたが、使用頻度の高さと価格差を天秤にかけて、さしより安価なゲージパンチを選択。
製品としては、30穴A4および26穴B5の規格に合った6穴パンチと、用紙の固定と穿孔位置のガイドを兼ねたゲージのセットで、用紙1枚に対してパンチ操作を5回繰り返すことになります。穿孔能力はコピー用紙5枚となっており、それを超えると操作にだいぶ力が要るようになります。
アイデアはアナログですが、ゲージの精度が悪くないこともあって200枚ほど穿孔してバインダーに綴じたところでもズレなどは発生していません。
用紙の固定力も十分なので、慣れてくると片手にパンチ、もう他方の手にゲージを持って連続的に穴を開けることもできます。対抗製品が無いので選択肢はありませんが、我慢できないほど手間がかかるわけでもなく、仕上がりは良好なので、資料整理やスクラップといったデイリーユース向けとしては必要十分かなと。
前モデルのGP-130からは穴あけ荷重が約50%低減され、ゲージの印字がシルク印刷に改善されたようですが、収納時のストッパーが別パーツになっていたのが残念でした。パンチ側にロック機構をもたせるとサイズやコストの面で不利なんでしょうけど、パンチ部に樹脂パーツを嵌め込むだけなのでうっかり無くしてしまいそうです。
単位時間あたりの処理能力の高いグリッサーとの価格差を考えると、普通のパンチほどの大きさでいいので穿孔能力を高めて、ゲージの可動部の動きにもうちょっと節度がある上位モデルが出てくるといいなと思います。
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