2016/10/29

チェーン洗浄器DX (AZ)

写真を取りそびれたので、そのうち追加します。

サイスポの自転車道でも取り上げられていましたが、チェーンの潤滑の有無で数%というオーダーでのフリクションロスが発生しているそうです。パーツによる軽量化よりも手っ取り早いのに、ちゃんとチェーンの汚れを落とすとなると意外と手間になるので、さっさと機材に頼ることにしました。この手の洗浄器はParkToolを始めとして、自転車用ケミカルブランドからもいくつか販売されているのですが、物は試しとエーゼットのものを買ってみました。ブラシが多いに越したことはないと思ったので、ケース上部にもブラシのあるDXをチョイス。価格は高くなるものの、サイクロンCM-5.2 (ParkTool)を思えば1/3くらいの金額なので、外れても凹みません。

洗浄液は同社のパワーゾルを使って、RMZ、TCR Advanced SLのチェーンの汚れを落としてみました。謳い文句を信じるならクイックゾルのほうが使い勝手が良さそうでしたが、貧乏性で速乾タイプというのに気が引けたのでパワーゾル。洗浄器本体は底が広く、説明書を参考に洗浄液を入れると1回あたりの使用量はわりと多くなります。底部を斜めに絞ってあると良かったのに。
チェーンラインや本体の傾き、持ち方にも左右されるでしょうが、クランクを回すときに引っ掛かって本体がガタガタと動いてしまい、中の洗浄液が盛大にこぼれました。1回分の洗浄液で2台とも洗ってしまおうという魂胆は早々に砕けました。新聞紙を敷いて対応しましたが、ホイールやタイヤを外してチェーンキーパーやダミーハブを付けると良さげです。検証はしていませんが、シマノ10sチェーンに比べてKMCの10sチェーンのほうがスムーズだったので、チェーンの形状や幅によっても使い勝手が大きく変わりそうです。

清掃をサボっていたせいもありますが、チェーンが1周するころには洗浄液が真っ黒になり、3周も回せばすっかりキレイになりました。プレートとピンの間に残った汚れは使い古しの歯ブラシですぐに落ちますし、ディグリーザーとブラシで1コマ1コマ汚れを落としていくよりは圧倒的に手軽です。
ブラシの耐久性はあまり高くなさそうですが、コストパフォーマンスを考えると文句は言えません。PWTのチェーンキーパーなら折りたたみスタンドがそのまま使えるので買っておこうかな。

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