2017/06/29

iBFree (1MORE)

EarsOpen (boco)に対する期待値が高すぎたのか、肩透かし感が残ってしまった勢いでBluetoothイヤホンに手を出してしまいました。
徒歩で通勤するときにはiPod nano 4th Genを使っていたのですが、すっかりバッテリーが弱ってしまっていて電池切れの頻度も高くなっていたので、スマホに音楽ファイルを移してプレーヤーとしても使うことにしました。使用中のZenFone Maxを始めとして、Snapdragonを積んでる機種はaptXに対応してる場合が多いようで、SBCが主流だった頃とは状況が変わっているようです。

有線イヤホンと同等かそれ以上に無線イヤホンもピンキリです。一切コードのない左右独立のイヤホンも出回っていますが、あまり小さいと紛失する恐れがあるので、今回は左右がコードで繋がったタイプで音質にもそれなりに期待できそうなレビューのあるモデルを選ぶことにしました。

ドライバの振動板にチタンを採用しているということも心をくすぐりますが、音質についてはあまりネガティブなコメントが見受けられなかったので発注。デザインについては、もっと安く売ってるブランドのものと大して変わりません。メーカーのホームページに掲載された写真ではアルマイトの部分の発色が鮮やかですが、現物は少しくすんだ感じです。バッテリーやDACを内部に収めているのか、装着すると筐体が耳から出っ張るのが残念ですが、audio-technicaのようにケーブルの途中に別途ボックスを設けているものよりは見た目がシンプルなので良しとしました。

肝心の音質については、全体的にハイ上がりでシンバルや歯擦音のあたりにピークがあるのかキツく感じます。ドライバの馴染みもあるので、エージングで変化してくれないかなと期待してるとこです。そもそも圧縮音源なのでソースの悪さも加味しないといけませんが、ハイレゾやアップサンプリングしたものを流すと断続的にプチノイズが発生するので諦めました。
イヤーピースはペラペラで装着感がいまいちだったので、過去に断線してしまったATH-CKR5のものを移してます。コンプライのものと相性が良いようなので余裕があれば試してみたいところ。

IPX4相当の防水性能ということで、これまで雨の日に使っていたATH-SPORTS2はお役御免となりそうです。屋外で使う前提なのでタッチノイズがほとんど発生しなくなったのは、ドライバの性能を評価する以前に影響が大きかったです。
起動時に1MOREのアナウンスとともにバッテリー残量を知らせてくれるのは助かるのですが、残量が減ってくると「Battery Low」を連呼してくるのは気になります。

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