2017/09/20

RP3 SH-RP300 (Shimano)

Speedracer (Diadora)からの乗り換え先として、ストックしていたRP3を下ろすことにしました。シマノのシューズはワイドモデルが初めて設定されたSH-R215E以来です。R215と比べるとアッパーやベルクロが柔らかくなってます。デザインは賛否両論あるでしょうが、ちょっと野暮ったいかな。白は絶対に汚れるので避けたいところでしたが、\6k台で購入できたので文句は言えません。つま先にはビニールコートがされていますが、ストラップやアッパーのシボっぽい加工はすぐに汚れそうです。
現行モデルは、競技志向のRC9/7と、ロングライドを想定したRP2/3/5/9に大別され、旧ラインナップからSH-R321がコンペティション向けのセカンドグレードとして残っています。
上位モデルのRP5はクリート取付部にカーボンプレートが入っていたり、アッパーが最上位モデルのRP9のサラウンドラップを踏襲していたりで、\2,000という価格差以上の隔たりを感じるのですが、残念なことにワイドモデルはRP9/3にしか設定されていません。

さらっと使ってみた感想としては、アッパーの柔軟性が向上したのと最上段のストラップの起点が深くなったことでフィット感が良くなりました。エントリーモデルなりにサラウンドラップを再現しようとするアイデアが見受けられます。カタログにある通りタンが厚くなってますが、直立すると足首に干渉する感じがあって個人的には蛇足に感じました。乗車時には気にならないのですが、甲の高さによって評価が割れそうなところ。
ペダリング効率が改善するというダイナラストの効果は実感できていませんが、RP3のナイロンソールはSpeedracerと比べても、だいぶ厚くなっているようです。RMZのサドルを下げたタイミングだったので余計に違和感がありました。RC9では従来モデルよりスタックハイトが-3.2mmと謳われてますが、サドル高にも影響を及ぼす要素になるので厚さそのものを公表してほしいところです。
ソールの硬さはシマノの指標で6(12段階中)ということですが、やはり柔らかく感じます。ただ、ロングライド・街乗りを想定したモデルだというのを踏まえると、適切に設定されているんでしょう。ストラップの長さはぴったりなので、RP5にワイドモデルが無いのが残念です。

ちょっと追記:あら、RP9/5は2018モデルでマイナーチェンジして、それぞれSH-RP901・SH-RP501になってました。どうりで、アマゾンでのRP9の価格が一時的に6割引とかになってたわけだ。クロージャーがBoaに変更され、RC7と似たようなデザインになってしまいました。アッパーの面積を大きくして圧迫を抑えるのはRPシリーズに合ってて良いアイデアだと思ってたんだけどな。

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