2018/02/10

POWERCORE (Giant)

TCR Adv.SLは当初からカンパで組まれていましたが、CAAD10のアップグレードに伴ってウルトラトルククランクとD-Skeltonブレーキを移植したので、こちらには7900を組み付けることにしました。
BB30だとシマノのクランクセットを使うにはサードパーティ製のBBを利用するか、ねじ切りシェルを接着する必要がありますが、カンパだと純正のBBカップが用意されてるので、どうしてもCAAD10のほうにカンパのコンポを付けたくなります。
一方でTCRのBBは、シマノがPressFitと呼んでたり、PF86と表記されてたりするシェル幅86.5mmの規格で、カンパ純正のBBカップもありますが、シマノ純正のパーツで統一できます。

Giantは2009モデルあたりからPF86に対応していて、チェーンステーの根元を含めたBB周りの構成をPOWERCOREと呼称しているようです。おそらく最初期にあたるフレームなので、圧入部にはアルミのインサートが入っていて、シェル内は完全な筒状になっていました。トップチューブやダウンチューブ、チェーンステーとつながった穴が無いため、電動コンポをケーブル内蔵式で組むことができません。現行モデルではBBを受ける部分もカーボンで仕上げられてますし、電動ケーブルも内蔵できるようになってます。

シマノはHollowtech IIを採用して以降、BBもカートリッジベアリングになってますが、過去に購入したSM-FC4500が(たまたま外れを引いたのか)かなり短期間でゴリゴリになってしまったことがあるので、あまり頻繁に交換したくない圧入式BBには耐久性が高いものを選びたいところです。そんなわけで、今回はSM-BB92-41Bを採用しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿