2018/05/21

六甲山~アワイチ。

潮干の企画で、サークルOBを集めて淡路島を走ってきました。
メインイベントのアワイチは19・20日に走ることになってましたが、前泊組は有馬温泉に泊まるというので(「こんな時期に休めるのかよ……」という不安もありつつ)ホイホイと参加。職場のほうにはちょこっと迷惑をかけましたが、ゴールデンウィークを返上して仕事を進めた成果はありました。

もともと輪行ありきの計画だったようですが、輪行袋をとっくの昔に手放してしまったのと、せっかく神戸まで行くならと木曜日のうちに出発して長距離ドライブに。理想としては定時で仕事を切り上げて、ちょっと仮眠を取ってから出るはずだったのですが、帰宅が遅れてしまったので叶わず。途中のSAで休憩を挟んでるうちに加古川での待ち合わせだと間に合いそうになくなったため、明石で潮干と合流。事前に調べていた駐車場が空いてなくて困ったものの、駐車料金が高いところはまだ置けそうだったので、背に腹は代えられず利用することに。
明石から神戸への移動は潮干の案内でツキイチ。「現役の頃みたいに30km/h巡行とかは無理ですよー」とは言いつつも、29.8km/hあたりで牽いてくれるので睡眠不足の身ではいっぱいいっぱいでした。
数年ぶりにやってきたメリケンパークで集合することになってたものの、それぞれが思い思いの場所に行ってしまったようで時間通りには集まらず。宿泊先にチェックインの時間の変更を伝えようとしたところ、予約日か翌週になっていたことが判明して急遽宿無しになったりで、この感じは現役時代そのままでした。この後、神戸市内のカプセルホテルの予約が取れたので、ここまで来てテント泊というオチは回避できました。
どんよりした曇り空でしたが、せっかくなので有馬温泉には行こうと、ちょっと遅めの昼食を挟んでから六甲山へ。勾配が緩いルートを選んだとはいうものの、ひたすら上り続けるので堪えました。牧場を過ぎてからは視界が数メートルという霧が立ち込め、お守りがてら付けていた前後ライトが大活躍でしたが、直前に充電しておいたRAPID X2が初日にしてバッテリーを使い切るのは想定外でした。
ロープウェイ乗り場に着いたのが1630頃で、最終便が出るのが1710。片道12分かかるのを計算すると、温泉に入れる時間が取れないため泣く泣く下山。帰りは距離の短い表六甲を下るも、傾斜がキツくてブレーキかけっぱなしでも怖いくらいでした。これはさすがに上れなかったわと思うはたから、対面を上ってくる自転車がいて、ただただ感心するばかり。
ホテルではフロントで自転車も保管していただき、期待してた以上に広々としたお風呂で汗を流してから、まさかの土砂降りの中を2軒はしごして、アルコールと肉を補給して就寝。人生初のカプセルホテルでしたが、いろいろと思いを馳せる間もなく寝落ちしました。

2日目は神戸から明石に戻り、筆ペンと合流してから淡路島へ。時間調整のために寄ったスタバから見える明石海峡大橋のスケール感がすごくてテンションが上がる一方、おしゃれ過ぎるシチュエーションとメンツが合わないw 初ジェノバラインとなる予定が、岩屋港側の駐車場のほうが安いということで、いったん皆と別れて車を回収して、陸路で移動することに。トンネルを抜けた先に橋が現れるのは盛り上がらないわけがありません。
海岸沿いを走るルートで、交通量はそれなりにあるもののフラット基調の良いコース。が、スタートから40kmを過ぎたあたりからガツンと上って山の中へ。六甲山ほどではないもののジワジワと上っていくところで、節子と筆ペンが快調なペースで飛ばしていくので付くのも大変。ナゾのパラダイスや日本唯一というUFO神社の看板で良い感じに気が抜けます。
再び海岸線に出てからは節子の一本引き。オーラスがペースの変動の影響を最も受けるので脚が削られていきます。直後に構える100m程の高低差が本日ラストの上り坂ということで気合を入れてクリアしたものの、宿泊地のキャンプ場にたどり着くのにもう1山越える必要があり、もう踏めない脚でどうにか上ってゴール。
いったん市街地へ戻って夕食とお風呂。現役時代とは異なり、社会人パワーを駆使してタクシー移動。潮干は下見済みだったようですが、ぐりるエイトさんのご飯が何もかもおいしくて感動しました。次回は車でいいからまた行きたい。

3日目は南あわじ市からの残り半分。前夜に飲みまくってた割に元気なのがすげえなと感心。キャンプ場から県道に戻るのに上り坂を超えるのですが、この時点で右膝が痛くなってて先行きがちょっと不安。スケジュールの都合で道の駅うずしおはカットすることになりましたが、立地が良さそうだったのでもったいなかったかなぁ。
前日と比べると上りの距離も勾配も控えめで命拾いしましたが、なかなかに良いペース。だんだん余裕がなくなってきて、TTバイクに抜かれる際に「後車ー!」と声を掛けてしまったのがハイライト。だんだん明石市の街並みが見えるようになり、明石海峡大橋が見えるところまで来ると達成感もありつつ一抹の寂しさもありつつの複雑な気分に。
岩屋港に車を持って来てるので、ここで流れ解散でも良かったのですが、いったん明石市に戻って昼食まで一緒に食べていくことに。というわけで、ようやく初ジェノバライン。ロードバイクがずらっと並んでいて、自転車乗り人口の多さと淡路島の人気っぷりが見て取れました。明石駅近くで海鮮丼を食べた上にお好み焼きをお替りして、いよいよ解散。新幹線組は西明石駅まで行くということだったので、再び明石港へ戻って人生2回目のジェノバライン。

神戸市内でスーパー銭湯を探して、日焼けした腕の痛みに悶絶してから、コンビニで食料を買い込んで帰路に。月曜日まで休みをもらっておいて正解でした。
今回集まったメンバーと一緒に走っていたのはそれこそ10年前にもなるのですが、顔を合わせればブランクを感じない馴染みっぷりで、体力が落ちたのを除けば自分が歳を取ったのを忘れるくらいでした。さらに10年後となるとまともに走れる自信が無いので、もうちょっと短いスパンでまた集まって走れたらいいなと思う次第です。

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