2019/08/31

ラブリコとバイクハンガーV。

はじめに

以前は2LDKの一室を自転車を始めとする諸々の物置として利用していましたが、引っ越しを機に手狭ながらも土間スペースを確保したので、有効活用するために収納を見直すことにしました。
バイクタワーを買い足す案もあったのですが、2m四方の部屋に2基も設置するとなるとデッドスペースも増えるのがネック。いくつか検討して最も省スペースに収まりそうなのが縦置きにして並べるスタイルだったので、お世話になっているミノウラの製品を中心に物色。床置き型のスタンドは脚部の張り出しが大きくて場所を取るのが気に入らず、突っ張りポール式に垂直保管アタッチメントを組み合わせるのが最有力。ただ、1つに対し1台しか固定できないので、保有台数と同じ数を揃えるとなると出費が痛い……。

ラブリコorディアウォール

タイトルが出オチになってますけど、そんなわけでラブリコを用いて2×4材を柱材として設置し、それにバイクハンガーVを取り付けました。幅を詰めるためにハンドルが干渉しないよう上下にずらして取り付けることで、事前に書いた設計図上ではD1000mm×W1400mmのスペースに4台が納まる計画。
DIY用途で2×4材を柱にする部材としてはディアウォールの知名度が高いようで、当初はそちらを検討していたのですが、(多少の調整幅があるとはいえ)突っ張り強度が2×4材の長さに大きく左右され、メーカーは天井高さ-45mmを推奨しているのに対し、ネット上では-40mmが丁度いいとか、-35mmのほうが強度が出るとか意見が乱立していて、どうやって長さを決めたものかと悩んでいるところに、ネジ式のジャッキで強度を調整できるラブリコを見かけて、こちらを採用することに。
2×4材は8ftまでだと通販でも選択肢があるのですが、天井高さが約2575mmだったので近所のホームセンターで10ftのものを購入。ディアウォールと同様に-95mm派と-90mm派がいて、悩んだ結果-90mmでカットを依頼(後述しますが、これは失敗でした)。なるべく節や反りが無いものを選んで、1本あたり600円ほどで、4本まとめて1カット30円。専用の台車があったとはいえ、4本も積むと結構な重量になるものをゴロゴロと押して、資材置場→レジ→加工場→レジ→駐車場と移動するのは骨の折れる作業でした。カット後の寸法で車に積めるのは事前に確認してましたが、無料貸し出しの軽トラを利用するのもありだったかも。

塗装

設置後に塗装するのは無理だろうと、アサヒペンの水性WOODジェルステインを一緒に買ってきたのですが、不慣れ過ぎて作業中にボトルの中身をぶち撒けたり、色ムラが残ったり、重ね塗りするための乾燥時間の確保で作業が思うように進まなかったりで、手間に見合うだけの結果は得られず蛇足に終わった感。せめてクリアにしておけば粗が目立たなかったか。専用の寸法にカットされた壁紙のようなものも販売されているので、見た目や色合いを変えるのが目的ならそちらが手間もかからなくて良いかも。設置場所が屋外なら塗るべきでしょうし、水性WOODジェルステインはウエスで刷り込むだけで作業性が良いので、選択肢としては悪くなかったのですが。

再カット

いざ設置するというところで、2×4材が納まらないという恐れていた事実が発覚。ラブリコを取り付けることで90mmが2×4材に足されるということで、あまりジャッキアップせずに固定する算段でしたが、泣く泣くのこぎりを購入してきて5mmほどカットする羽目に。
ラブリコは調整幅が18mm(-95mmカットとして残り13mm)あるので、少し短めにカットしても取り付け可能です。さらに足りなければ当て板を置いたり、お金に糸目をつけなければ下部パーツのみディアウォールにすると5.5mm(付属スペーサーを使うとさらに+4mmまで)底上げもできるので、迷ったら短めが正解。思い返せば、測定誤差も想定しておくべきでした。

バイクハンガーVの取付

いったん柱を1本だけ立てた状態で自転車をあてがって、バイクハンガーVの取付位置を調整。後輪を床面に設置させて荷重を分散するのも考えたのですが、フレームによってホイールベースが異なるし、リムハイトの違いでも取付位置が微妙に上下するので、後輪も浮かせてしまうことに。設計ではフロントエンドがH1400mm、H1800mmにくる計画で、だいたい近いところに収まったと思います。
バイクハンガーVには木ネジ(とナイロンプラグ)が付属してきますが、2×4材に使うには長かったので、4.5×25の皿頭ネジを追加で購入(あれば4.1×25が本命でしたが、店頭には4.1×32しか置いてなかった)。メーカーHPの商品写真ではもっと薄い木材を使ってそうだし、ネットで見かけた情報だと付属ネジを使用されてる方が多いようでしたが、仕様が変わったのかな。3.5mmの木工用ドリルで下穴を開けましたが、電動ドライバーのトルクがぎりぎりだったので、4mmでも良かったかも。

完成

すべての2×4材にバイクハンガーVを取り付けて、320mmピッチで柱を立てて完成(壁側の1本のみ壁から240mm)。アジャスターが天井面に近い高さにあるので脚立があるとベター。
とりあえずロードバイクを引っかけてみた感想として、MTBも取り付けられるように本体の幅が広いため、細いタイヤだと本体中心を狙わないとバイクが左右に傾きます。太くても25Cないし28Cあたりまでしか使う予定は無いので、ガイドレールみたいなのを追加するか。
耐荷重はラブリコ、バイクハンガーVとも20kgまで。ラブリコの耐荷重はあくまで垂直荷重で、この使い方だと取付位置から重心が遠くなるので過信はできませんが、10kg未満のロードバイクくらいなら問題なさそう。

余談

備忘録も兼ねてつらつらと書いてきましたが、資材を集めるのに時間はかかったものの、実作業時間としては2日間かかっていないくらいです。バイクハンガーVの高さを決めるために仮設置したり、木材の再カットや塗装といった雑多な作業に時間を取られた感もあり。
壁掛け用の縦置きフックはミノウラ以外からも販売されていて、事前に検討した範囲では、デザインの良さで選ぶならDelta Cycle、コストを抑えるならBBBも選択の余地ありでした。また、金額はちょっと張るものの、省スペース化を突き詰めるならTOPEAKのスイングアップバイクホルダーのスイング機構が捨て難かったです。

2019/08/14

フラットシューレース (ミズノ)

通勤・街乗り用SPDシューズとして愛用中のLower Southside Proの靴紐がかなりくたびれてきたので、替えの靴紐を買ってきました。普段履きのスニーカーでも靴紐を取り替えてまで履き続けることってないので、個人的にはかなりのレアケースになります。購入時に記事にしてるけど、買ったの5年前なのか。

事前に平紐のほうがキチッと締まるという情報を得ていたので、スポーツ用品店でランナー向けの商品を探すことにしたものの、サッカーの売り場のほうが商品が充実してました。プライベートブランドのものが多く陳列されている中、スポーツ製品ブランドのほうが何となく良さそうだというミーハー心を発揮してミズノのフラットシューレースをチョイス。
もともと付属品は125cmほどで長めだったので、少し短いものにしようと110cmのものに。それでもまだ余裕があるので、次があるなら100cmにしたいところ。この長さだと黒と赤しか選べなかったので、印象を変えるべく赤にしました。単体で見ると明るすぎるかなと思ったものの、実際に着けてみるとマッチングも悪くなさそう。伸縮性が抑えられていて、交換後は靴の中で足が動くこともなく快適です。

丸紐と平紐でも履き心地が変わるそうですし、色や材質も豊富で、金額も手頃なので、昨今の市民マラソンブームを鑑みるに、「まだ付属品で満足してるのですか」みたいな煽りで売り出せばビジネスチャンスになるんじゃないでしょうか。
メーカーによってはラインナップにあるのですが、再帰反射材を使ったシューレースが拡充されるといいな。

2019/08/12

vivosmart HR Jのバンド交換。

バンドが切れてしまったことで割と本気で買い替えを検討していたvivosmart HR Jですが、Amazonで購入できる中華製バンドへの交換例がネット上でも散見されたので、ダメ元でと試してみることにしました。シリコン、レザー、ステンレスと本家を差し置いて好き勝手にラインナップされてる感はありましたが、せっかくなのでイメージを変えてみようとNotoCityのステンレスバンドを選択。
シリコンバンドのものも含めてサイズが大きいものが多いと言われている中で、SサイズとLサイズが選べるのは良心的な気もしますが、Sサイズでも重ね代が1cm残るかどうかという長さでした。純正バンドだと一番きついところから4~5個目の穴を使っていたので、それと比べると腕の細い方には向かないようです。また、マグネットが外れることはありませんが、ずれる方向には動きやすいようで、活動しているうちにバンドが緩んでいることはよくあります。
本体との接続部は隙間や段差ができることもなく、ボタンが押しにくくなるということも特にありませんでした。取付用ネジがもともとちゃっちいので頻繁にバンドを交換するには向かないかと思いますが、これでしばらくは使い続けられそうです。