2019/11/02

RT5 SH-RT500 (Shimano)

普通のスニーカーであればいざ知らず、ビンディングシューズだと固定力もそれなりに必要になるので靴を履くたびに紐を結び直していたのですが、特に朝の一分一秒を惜しむような場面で面倒さを感じてきたので、ベルクロもしくはラチェットベルト式のロードバイクでも違和感の少ないSPDシューズを探すことにしました。

上記の条件だと選択肢がだいぶ狭まってしまい、RT5の他には、Fi'Zi:kの新作のTERRA X4くらい。もっとMTBレース寄りでブロックソールやスパイクピンが付くようなモデルだと各社のラインナップにあるのですが、ロードツーリング向けとなると紐靴がほとんどになってしまうようです。例外としてはSPDサンダルが存在するのですが、今回はノーマークでした。

シマノのシューズだと44ワイドがいつものサイズなのですが、RT5はワイドモデルもハーフサイズも準備されていないため、若干タイトさを感じつつも44をチョイス。朝イチはまったく問題ないけど、夕方のむくんだ足だとちょっと当たりを感じます。44.5があればベストだったと思いますが、薄手の靴下等で調整できる範囲。
ダイナラストを採用し始めて以降のシマノのシューズは踵のホールド感が良くなっていて、RT5も例外ではありませんでした。ただ、足首側のベルクロをちゃんと緩めないと脱ぎづらいので、頻繁に脱いだり履いたりする場面だとちょっと煩わしいかも。

ポリウレタンみたいなペタッとしたアッパーは汚れが目立ちそうですが、各所にこれでもかと言わんばかりに配置された反射材は(デザインとしてはさておき)ツーリング向けモデルとして評価したいところ。サイドもパンチングメッシュの内側にベルクロと同じラインで反射材が仕込まれており、芸が細かいです。タンのところペラペラしていて破れるのが心配なので、タンと一体ならよかったのにと思います。海外向けにはネイビーブルーのカラーリングもあるようですが、国内でも展開してほしいな。

ソールはクリートの左右とヒール部にあるだけなので、歩いた感じとしては接地感が薄く、SPD-SLシューズに、クリートと同じ高さのヒールが付いてたらこんな具合だろうなと思うほど。私が求めていたのはSPD-Rだったのでは……?

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