2020/04/29

Aeropex (AfterShokz)

EarsOpen以来の骨伝導ヘッドホンを購入しました。のんびりサイクリングするときのお供にでも……という淡い期待は持っているのですが、なかなか機会も無さそうなので、現時点では家事のお供として活躍してます。

EarsOpenは耳たぶ付近に引っかけて軟骨を介して音楽が聴けるものでしたが、装着のたびに位置を調整しないと聴こえ方が安定しませんでした。AfterShokzはこめかみ付近にドライバーが当たるため、だいたい定位置に装着できます。

N3 (Cayin)とペアリングしてるものの、対応コーデックはSBCのみということで宝の持ち腐れ感は否めませんが、もともとBGM用途で音質を追求するものでもないので気にしないことにしてます。せめてAACにも対応していると動画との相性が良くなりそうな気もします。……と書いてる途中に、aptX対応版がリリースされました。トランスミッター別売にして、単体だと買いたかったな。
意外と、というと失礼ですが、音質面では良い意味で普通に音楽が聴けます。Hi-Fiでないとか、ハイがどうとかローがどうとか目くじらを立て始めると、そりゃ同じ金額を出せば良いヘッドホンやイヤホンがごまんとあるわけですが、一癖も二癖もある骨伝導ヘッドホンとして、自然に聞こえるという点ではかえって驚かされました。

最新モデルだけに重量や装着感、ドライバー形状もこなれていて、対応コーデックもアップデートされてしまったので、あとはもうちょっと価格がこなれてくるといいな。

2020/04/18

CSB-1 (Parktool)と5012 HACKSAW (Lenox)

カーボンコラムをカットするために購入しました。CSB-1はカーボンパーツ専用の鋸刃ということでParktool製品ですが、ハックソーは300mmブレードに対応したものであれば汎用品が使えるようだったので、比較的テンションが掛けられる上に安価だったLenoxの5012を組み合わせています。

ハックソーに付属していた24TPIのバイメタルブレードは使用していないので比較はできませんが、さほど力を入れずに前後に刃を往復させるだけできれいに切断できました。2×4材を木工用鋸で切るほうがよっぽど時間がかかりました。DIY用途では一般的な鉄用鋸刃を使って切断するような例も見受けられましたが、とりあえず専用品というだけで安心感が違います。刃が厚いのでソーガイドは対応したものが必要になることと、切断する位置も刃の厚みを考慮しておかないといけません。

5012 Hacksawは先端が絞り込まれた形状のフレームとなっており、狭いところでも作業ができるのがウリですが、SG-7.2 (Parktool)との組み合わせではガイドとフレームが干渉することが多く、よりグリップに近い部分で作業せざるをえませんでした。エアロ形状のシートポストだと要注意です。SG-8やTopeakのソーガイドのように小型のものであれば大丈夫なのかな。

切断時は粉末状の切りくずが大量に出るので、コラム内部にキッチンペーパーを詰めて養生し、新聞紙を敷いた上で屋外で作業しました(吸い込んでしまうと体に悪そうなのでマスクを着けて作業をしましたが、メガネが曇るところまで思いつきませんでした)。切断後はやすりをかけて、切断面には瞬間接着剤を流し込んで終了。
切り落とすときにささくれができないように切断位置にマスキングテープを巻いたり、切りくずが舞わないように予め石鹸水をかけておくといったTipsもあるそうなので、次の機会には試してみたいと思います。

2020/04/12

狭所用オイラーDX 15ml (AZ)とBikeCare Lubricant Dry Type A 240ml (Orontas)

GT-OIL (Growtac)をようやく使い切ってしまったので、ORONTASのチェーンルブに乗り換えました。在庫処分で安く売られていたのですが、ちょっと調べてみたところ、2012年に国内で展開の始まったカナダのケミカルブランドのようです。生分解性オイルで、容器もリサイクル可能と、とにかく環境に優しいケミカルとのこと。

自転車用ケミカルらしからぬお洒落なパッケージングですが、差し口を兼ねたキャップから直接チェーンに塗布するには不便だったので、別途AZのオイラーに入れ替えて使用することにしました。

狭所用オイラーDXはハード針ノズルのもので、ノズル根元のバルブで注油量を調整できるので秀逸。ソフト針のものは任意の位置でノズルを曲げられるので、それはそれで便利そうです。ORONTASのルブは粘度が低いので、ちょっと力を入れ過ぎると多めに出てしまいますが、慣れてくると1コマ1コマにルブを注せるので無駄にならず良い感じです。3回ほど使って写真の状態なので、今回のルブを使い切るまでには100回ほどは塗布することになりそう。

ドライ系ルブなので耐久性はイマイチで、1週間の通勤(約100kmほど)でも終盤はチェーンの音鳴りが気になってきます。塗布直後もGT-OILほどの軽さは感じられず、こまめに注してあげたほうが良さそう。ただ、メーカーとしては注油のたびにチェーンを洗浄するように謳っているので、それはさすがに耐えられないかも。