通勤のお供のiPod nanoの後継として、CayinのDAPを購入しました。ハイレゾ音源に対応してる機種の中でもリーズナブルだったのですが、データを保存するためのmicroSDカードは別売りだったのは盲点でした。4GBとか8GBのは大量に余らせてたけど、そんな容量では使い物になるはずもなく。
ブラックとブルーが先行して販売されてましたが、ちょうど出たばかりだったレッドにしました。アルマイトのちょっと渋めのカラーリングに、背面はPUレザーとなっていますが、これが後から貼り付けた感がありあり。シリコンカバーが付属してくるのも嬉しいのですが、高級感とかは一切ありません。でも、\20kを切る価格設定ながらAK4490ENを積んでるというだけでデザインの安っぽさが霞んでしまいます。
操作性に癖があるのは事前に調べて分かっていたのですが、タッチパネルは搭載せず、静電容量式ボタンが4つ(左右キー・メニューキー・戻るキー)と物理ボタンが1つ(決定キー)、左側面には電源ボタン・音量ボタン、右側面に曲送り・再生/停止・曲戻しボタンというシンプルな構成。静電容量式ボタンは操作すると本体が振動するので押し損ねてないかハッキリ分かるものの、上下のボタンが近すぎて押し間違えないように気を遣います。
サイズ感はかなり小さいです。近いところだとタバコの箱くらいでしょうか。シリコンカバーを着けるとコンパクトさがスポイルされるので、できれば着けたくないのが正直なところですが、すぐに傷だらけになりそうなのがジレンマ。
Firmware v2.0になってからは満充電時のバッテリー残量がちゃんと100%になるようになった(v1.3までは充電完了しても91%くらいで、寒いときのKindleかと思いました)し、HibyLinkに対応してスマートフォンから操作できるようになりました。
PCと接続すればDACとしても使えるし、OTG対応のUSBメモリも外部記憶媒体として使えるし、USBから出力してポタアンにも接続できるので、なかなか芸達者なDAPになってます。
Zenfone MaxにはAAC128kbpsまで落とした音源を入れてたので、ロスレス音源を入れてるN3とは比較になりませんけど、情報量がぜんぜん違うので戻れそうにありません。iBFreeは再生中にホワイトノイズが入るので早くも有線イヤホンへの回帰を検討するレベルですが、手持ちのheaven II (final)はポータブル用途ではタッチノイズが気になるので、Shure掛けできるのが欲しくなります。SE102 (Shure)もあるけど、あれはケーブルが重すぎるのが難点。
他に比較できるDAPもないので満足度は高めですが、残念なのは曲の頭にプツッというノイズが入ること。